今井です。
昨年の暮れ以降、openSUSEとMLに対して
モチベーションが下がりきった中で書いた文章なので
中身も無くて無茶苦茶な内容ですね。
ということで他の人にも判るように補足したいと思います。
2009/02/23 1:12 Masaru Imai
11.1では、 /boot、 以下/とswap、/home(これらはLVMでも良い) というのがやっぱり良い様です。
理由(ヒント)は システムクロック(ローカルタイム)、 YaST(YaST2含む。主にパッケージマネージャ)、 syslog、シャットダウン時(それと起動時)の処理
/と/usrや/varをなぜ一緒にしなければいけないという理由(根拠)についてですが、 (注:以下の説明のうち、SOOxxxx、KOOxxxxは使用している環境によっては異なる可能性があるので要注意) 1)システムクロック回りについて /etc/init.d/boot.d/S04boot.clockで時刻設定するのですが、 ローカルタイムを使用している場合問題があります。 時刻を設定しようとしたときに、ローカルタイム指定だと/usr/share/zoneinfoを使おうとするのですが、 /usrが分離されているとその時点では/usrが見えません。 /usrがマウントされるのは/etc/init.d/boot.d/S11boot.localfs であり/etc/init.d/boot.d/S04boot.clockより後です。 このためUTCにて設定されます。 なおNTPを使っていると、起動後に時刻も合ってるので問題が表面化しにくいです。 見た目正常ですが、ブートログ等を見ると 起動してから /etc/init.d/rc5.d/S08ntp(ランレベル5で起動する場合) でNTPにより時刻合わせされるまで システムログの途中までUTCで処理されている事が判ります。 2)YaST(インストーラ)に関して これは複数のディレクトリツリーにまたがってファイルをばらまくパッケージがありますが、その手のパッケージだと/と/usr等が分離されている場合、問題が起きがちです。 (かなり前にMLに投稿したネタですが) HDDの使用量(容量計算)が合いにくくなります。 /とそれ以外のパーティション(例えば/usr等)にばらまかれるファイルの大きさ、 パーティションのそれぞれのサイズと構成、 ファイルシステムの種類と構成 等考慮しなければいけない事が一杯あって、容量計算を実装する事自体に無理があります。 /一つなら/しか対象がありませんから様々な判定も不要、 入れる先も一つですから、パッケージの使用量さえ判っていれば計算も出来る事になります。 #と書いてみましたが、事実誤認をしている場合も有り得ます。 #もし間違いなどありましたら指摘して頂けると助かります。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: mforce4@gmail.com (maimai@coral.ocn.ne.jp) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org