M. Takeyamaです。
#文句爺モードに変身.
On Wed, 09 Feb 2005 20:27:39 +0900
YAMAGUCHI Kenji
山口と申します。
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# 理想的には双方がどんなコードで送っても、受信できるように努力はすべきで # しょう。日本語は ISO-2022-JP じゃなきゃダメだというような固定観念は捨 # てるべきなのかもしれません。 万人が「理想的には双方がどんなコードで送っても、受信できるよう」 というのは簡単そうでこれがかなり難しいと思います。 #限定された環境ではそれも可能なんですけど... #例えば、同じ携帯TEL会社で、まったく同じ機種での携帯TELメールなど #だとイメージしやすいかも。
メールというメディアは、場所(国内、海外)、時間、環境(OS)など の違いがなるべく出ないような意志伝達手段なんですが... 不特定の人とのメール送受信を考えた場合、「日本語は ISO-2022-JP じゃなきゃダメ」ということではなく。確実にメールを送受信 するということ考えるとRFCに準拠したメール送受信ソフトが 必要になるということで、結果として「日本語は ISO-2022-JPが無難」 ということにいきつくと理解しています。 #関連するRFCも過去のRFCがおきかえられて新しいRFCに変更になるなど #ソフト自体が、古いRFCにしか準拠していないものもあれば, 新しいRFC #にきちんと準拠したものとの混在環境があったり... <参考までに”インターネットメールの注意点”のURL> http://www02.so-net.ne.jp/~hat/imail/cover.html <RFC関係> http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/7014/ http://www.puni.net/~mimori/rfc/menu.html http://www02.so-net.ne.jp/~hat/mailer/rfc.ja.html
# 実際には UTF-8 なメールは ML のアーカイブが化ける、といった問題もまだ # 起きているようです。 元々、メールシステムのアーカイブなどはWeb公開を前提としていな かったと思います。 #MLなどへは、メールのボディにコマンドを記述して過去のメールを #とりよせたり(送信してもらって)していたと思います。(少し前は)
メールのアーカイブをweb化して公開しようという発想は、メールの システムからすればより新しい試み。コードの変換がうまくいって いないのは、メール自体の問題ではないと思います。 webメールとかメール関係(周辺)のアプリの国際化が問題なわけで... <まとめ> 現在のメール環境が万能ではないこと。 --> じゃ専門的な知識がないと使えないないか(使っちゃいけないか) 利点・欠点を理解して使えばいいじゃないのかな。 根本的な問題解決(国際化)は? 一般論として、いろいろなアプローチがあると思いますので 好きな方法論を用いてみるのはどうでしょうか。 ・開発元に文句をいう。(元々のソースにコミット) ・ディストロに文句をいう。(パッケージの段階で改善してもらう) ・自分で改善・改良する。(自由に変更できるライセンスのソースだと可能) ・そのまま、使いつづける。(欠点には、目をつぶる) ・別のものにのりかえる。 ----- M. Takeyama __________________________________ Let's Celebrate Together! Yahoo! JAPAN http://pr.mail.yahoo.co.jp/so2005/