M. Takeyamaです。 tiwai@suse.de wrote: [...]
LSB/FHS の視点からでは、/usr に入れるのがより正しいので、こちらでも /opt から /usr に移そうという話はいつも出るのですが、/opt は /opt で 管理が楽なんですよね。 例えば KDE と Gnome を両方 /usr にインストールすると、色々とかち合った りするし、全部同じ所(例えば /usr/bin)に展開されると、見通しが悪くな る。 LSB/FHSということばに関連してレスします。
KDE, GNOMEをどうとらえるかによって、/usr に入れるのがより正しい or /opt においていた方が良いということになると思います。 つまり、KDE, GNOMEをシステムの標準 Desktopでシステムに必須だと思えば /usrになるだろうし、そうでなければ /optの方がよいように思います。 Xは、オプションとして、/usr/X11R6があります。 /usr/bin/X11 -> /usr/X11R6/bin /usr/lib/X11 -> /usr/X11R6/lib/X11 /usr/include/X11 -> /usr/X11R6/include/X11 #一般論としては、細かい場所はどこにしろ #Xのbin関係のファイルは、/usr/bin/X11 or /usr/X11R6/bin (fhs 2.3(最新版)の htmlドキュメント) http://www.pathname.com/fhs/pub/fhs-2.3.html
代わりに /usr/lib/kde3/XXX とか /usr/lib/gnome2/XXX という風にすると、 単にディレクトリを深くしただけで、他のメリットは少ないですし。 それで、未だに /opt にインストールされている、という訳です。 私の場合、/opt で良いと思っています。 #KDE を /opt の下に置くのは fhsの規格遵守上問題ないと思っています。 #(なんか、iwaiさんといつも意見が対立するようでごめんなさい。)
それでも移すなら(bin, libのみ --- それ以外はあまり考えていない) /opt/kde3/bin -> /usr/kde3/bin #/usr/binへに移してしまうと、かなり見づらくなりますしね。 /opt/kde3/lib -> /usr/lib/kde3 #/usr/kde3/lib へでは無いです。 ----- M. Takeyama