M. Takeyama です。
On Wed, 18 Jun 2003 16:21:43 +0200
Takashi Iwai
P.S. 個人的な、SuSEヘの要望として2点ばかり。 #良い意味で、改善して欲しいと願っています。
・特定のアプリにおいて(例として、sambaのJP版)みたいな日本ローカライズ版 は必ず必要だと思います。 ---- 必要なら自分で作れば良いわけですけど。
いやぁ、これが結構厄介なところで…。 SuSE としては、なるべく統一パッケージで望みたいわけでして、できれば localize 版よりは i18n モノを使いたいわけです。 パッチを当てて、一つのパッケージで済むのなら、その方が良い、という 判断です。
ところで、samba の JP版 ですが、upstream に取り込まれる可能性はあるの でしょうか? パッチという意味でしょうか? それとも日本語ソースファイルのアーカイブ? (オリジナルソース+ 日本語パッチ+日本語メッセージフ+日本語helpなど)
sambaの日本語化のローカライズは日本sambaユーザー会が行なっています。 samba.org(本家)の開発者(or メンテナー)として、たかはし もとのぶ(高橋基信) さんがおられて日本語パッチはupstream に取り込まれているようです 日本sambaユーザ会のパッチの管理の仕方を十分把握していませんが、 現時点では、日本語版は、日本語ソースファイルからrpmを作成する のが一般的だと思います。--- 作る側は一番楽。 sambaに限定して言えばlocaleに合わせてswat(webベースの管理ツール)、 sambaのdefault設定ファイル、各種テンプレート、help, docが各国 ごとパッケージングされていているi18n-rpmみたいなものとsambaコアRPM に分かれていて、インストール時などで選択するようになっていない限り 統一版のi18nモノは難しいと思います。 #当面は、localize 版も平行して存在する必要があると思います。 samba3では、HEX, CAPの機能が取り込まれなかったので、別途日本語 パッチを準備することが必要になったようです。 #(sambaのことを細かく追っかけていないので、多少、思い込みがあるかも)
・Suse-securityチームが最初に発見したようなバグ対応は 早いけど、それ以外のモノは全体的対応が遅いと感じます。 いろいろなプラットフォーム(i386, ia64, sparc, ...)に 対応するのに時間が必要なのはわかりますが...
確かに。 内部の人間もそう思ってます :-) そうですか。 それでは、良い意味でもforkしたパッケージがあった方が良いかも。
----- M. Takeyama