牧です。
SuSE 10.2 (x86_64)環境での日本語入力にAnthyを利用しているのですが、 「寒い」という形容詞がなんでか変換できませんでした。
このため、Anthy 用辞書ツールのkasumiで個人辞書に登録しようとしたのです が、設定を行ってから「保存」を行っても正しく変換できません。 kasumi を再起動すると登録したはずの単語は入っていませんでした。
この現象はSuSE10.1では発生せず、SuSE10.1のkasumiでは きちんと登録できます。差分としてはSuSE10.1のkasumiは version1.0であり、SuSE10.2ではversion2.0.1となっていました。
何か使い方が変わっているのかもと考えているのですが、 何か対応策を御存じの方はいらっしゃいませんでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
今井です。
Saturday 20 January 2007 15:13、Kensaku Maki さんは書きました:
SuSE 10.2 (x86_64)環境での日本語入力にAnthyを利用しているのですが、 「寒い」という形容詞がなんでか変換できませんでした。
私のところでは再現しませんでしたが(後述の環境で使っているためですが) Blogでも同じようなのがあります。
[scimで寒いが変換できない] http://made-in-tomo.jugem.jp/?eid=102
このブログにあるようにfactory版もしくはbuild serviceのM17Nに あるanthyに更新すると直ります。(確認済み) 私のところのSUSE環境はbuild serviceのM17Nをリポジトリとして加 えてあり、全てM17Nにあるパッケージ適用済みです。 この環境下では単語登録などするまでもなく、寒いは変換できてます。
このため、Anthy 用辞書ツールのkasumiで個人辞書に登録しようとしたのです が、設定を行ってから「保存」を行っても正しく変換できません。 kasumi を再起動すると登録したはずの単語は入っていませんでした。
この現象はSuSE10.1では発生せず、SuSE10.1のkasumiでは きちんと登録できます。差分としてはSuSE10.1のkasumiは version1.0であり、SuSE10.2ではversion2.0.1となっていました。
何か使い方が変わっているのかもと考えているのですが、 何か対応策を御存じの方はいらっしゃいませんでしょうか?
10.2のAnthyだと辞書ファイルの辺りで問題抱えているようなので、 kasumiであれこれやっても骨折り損の様な気がします。
今井さん
折角のお返事に返答が遅れてしまい、失礼しました。
M17NのリポジトリからAnthyをダウンロードしてrpm コマンドでインストールすることで、「寒い」が 変換できるようになりました。
ありがとうございました。
最初はYUMに登録してのインストールを試みたのですが、 リポジトリのデータが矛盾しているらしく(実際には リポジトリには8429-2.5があるのに、データとしては 8429-2.1があることになっている)、 うまく行きませんでした。
こちらはまだリトライ中です。
openSuSE10.2の文字入力回りは鬼門な気がします。 Firefoxで突然文字が入力できなくなったりとか(Windowの フォーカスを一度別の物に移すと直ります)、Thunderbirdで 日本語のメールを書いた瞬間にクラッシュするとか(これは 以前取り上げられていましたが)。
Masaru Imai wrote:
今井です。
Saturday 20 January 2007 15:13、Kensaku Maki さんは書きました:
SuSE 10.2 (x86_64)環境での日本語入力にAnthyを利用しているのですが、 「寒い」という形容詞がなんでか変換できませんでした。
私のところでは再現しませんでしたが(後述の環境で使っているためですが) Blogでも同じようなのがあります。
[scimで寒いが変換できない] http://made-in-tomo.jugem.jp/?eid=102
このブログにあるようにfactory版もしくはbuild serviceのM17Nに あるanthyに更新すると直ります。(確認済み) 私のところのSUSE環境はbuild serviceのM17Nをリポジトリとして加 えてあり、全てM17Nにあるパッケージ適用済みです。 この環境下では単語登録などするまでもなく、寒いは変換できてます。
このため、Anthy 用辞書ツールのkasumiで個人辞書に登録しようとしたのです が、設定を行ってから「保存」を行っても正しく変換できません。 kasumi を再起動すると登録したはずの単語は入っていませんでした。
この現象はSuSE10.1では発生せず、SuSE10.1のkasumiでは きちんと登録できます。差分としてはSuSE10.1のkasumiは version1.0であり、SuSE10.2ではversion2.0.1となっていました。
何か使い方が変わっているのかもと考えているのですが、 何か対応策を御存じの方はいらっしゃいませんでしょうか?
10.2のAnthyだと辞書ファイルの辺りで問題抱えているようなので、 kasumiであれこれやっても骨折り損の様な気がします。
もりもとです
2007 1月 27 土曜日、Kensaku Maki さんは書きました:
openSuSE10.2の文字入力回りは鬼門な気がします。 Firefoxで突然文字が入力できなくなったりとか(Windowの フォーカスを一度別の物に移すと直ります)、Thunderbirdで 日本語のメールを書いた瞬間にクラッシュするとか(これは 以前取り上げられていましたが)。
SCIM + KDE + Kivio で日本語入力しようとしたらいきなりクラッシュ してしまいました。SCIM との相性が悪いので UIM にすべし、という 情報が転がっていたので試したのですが、どうにも今度は UIM がマトモ に動いてくれない。Debian Sid ではしばらくごたごたしてましたが、 いまは問題なく動いてるんですけどねぇ・・・ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
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こんばんわ、松本です。
Morimoto Kenji wrote:
SCIM + KDE + Kivio で日本語入力しようとしたらいきなりクラッシュ してしまいました。
build サービスの M17N をリポジトリに加えてアップデートをかけてある環境 scim-1.4.5-31.1 scim-anthy-1.2.1-22 anthy-8419-2.5 …… では、問題なく日本語入力ができるようです。
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今井です。
昨日から今日の夕方にかけてかな....? M17Nでどうも時々パッケージそのものが消滅してたりリポジトリが安定して ない時があるみたいなので要注意かもしれません。 yum clean metadataとかしないとダメだったり....。
昨日から今日にかけて、メインマシンでGM版とFactory版を行ったり来たり インストールテストを数回してたんですが、M17Nのパッケージを消えてた? ために入れられずハマってました。
Sunday 28 January 2007 21:40:18 に Satoru Matsumoto さんは書きました:
Morimoto Kenji wrote:
SCIM + KDE + Kivio で日本語入力しようとしたらいきなりクラッシュ してしまいました。
build サービスの M17N をリポジトリに加えてアップデートをかけてある環境 scim-1.4.5-31.1 scim-anthy-1.2.1-22 anthy-8419-2.5 …… では、問題なく日本語入力ができるようです。
椎原です。
Thinkpad A30にopen suse10.2いれてみました。
デフォルトの anthy Version: 7917-26 では、さむい 寒い に変換できず kasumiも開けず
kasumi -a
Failed to read private dictionary. This problem might be a problem of Anthy.
となります。
# rpm -ivh anthy-8419-2.5.i586.rpm とすると 寒い は変換できますが、kasumiは開けません。
anthy-7303 SUSE10.1 CD1からanthy-7307とってきて # rpm -ivh anthy-7307-14.i586.rpm としたら 寒い も変換できて、kasumiも開けるようになりました。
以上蛇足かもしれませんが、御報告いたします。
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA1
こんばんわ、松本です。
T Shiihara wrote:
# rpm -ivh anthy-8419-2.5.i586.rpm とすると 寒い は変換できますが、kasumiは開けません。
kasumi はアップデートされていますか?
手元の環境… anthy-8419-2.5 anthy-devel-8419-2.5 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25 …では問題なく kasumi は起動します。
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今井です。
Monday 05 February 2007 21:06:27 に Satoru Matsumoto さんは書きました:
T Shiihara wrote:
# rpm -ivh anthy-8419-2.5.i586.rpm とすると 寒い は変換できますが、kasumiは開けません。
kasumi はアップデートされていますか?
手元の環境… anthy-8419-2.5 anthy-devel-8419-2.5 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25 …では問題なく kasumi は起動します。
私のところもその組み合わせで問題なくkasumi起動できてます。 ひょっとして最小化状態で起動されている事に気づいてないとか という事はありませんか? まあKDEとかはBuildServiceのとかぶちこんでますんで...。
ちなみに私のところでは新潟を第一候補として学習してるはずな のになぜか兄型が第一候補になるときがありますねぇ....。 しかもその時には新潟は第三候補...。 ひょっとして学習内容が初期化でもされてるんだろうか....。
椎原です。 (ML宛に送信したつもりだったんですが、単純に返信にするともともとの送信者 宛のメールになってしまうことに気づきませんでした、ゴメンナサイ)
http://software.opensuse.org/download/M17N/openSUSE_10.2/i586/ からもってきて anthy-8419-2.5 anthy-devel-8419-2.5 kasumi-2.0.1-2.6 scim-anthy-1.2.1-2.8 寒い はokでししたが # kasumi -a Failed to read private dictionary. This problem might be a problem of Anthy.
となりました。
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA1
こんにちわ、松本です。
直接の解決には結びつかないかもしれませんが…。
Takashi SHIIHARA wrote:
http://software.opensuse.org/download/M17N/openSUSE_10.2/i586/ からもってきて anthy-8419-2.5 anthy-devel-8419-2.5 kasumi-2.0.1-2.6 scim-anthy-1.2.1-2.8
前のメールで書きましたが、私の手元の環境は
kasumi-2.0.1-25 ~~ scim-anthy-1.2.1-22 ~~ …で、オリジナルの oss レポジトリに置いてあるものです。build サービスの M17N リポジトリに置いてあるパッケージの REL ナンバーの付け方がどういう ルールになっているのか確認していませんが # Mikeさん、もし読んでいたら教えてください。 yum や smart でアップデートすると、例えば kasumi であれば 2.6 よりも 25 の方が新しいものだと判断されるので、オリジナルの oss リポジトリにある方 がキープされます。
yum や smart にアップデートを任せて更新してみたらどうなるでしょうか?
# REL ナンバーが違うことに伴う差なのかどうか確認するため、という意味で。
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何度もすみません。
椎原です。 anthy-8419-2.7 anthy-devel-8419-2.7 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25 の環境を作ってみましたが、下記の如く やはりkasumiは開けませんでした。
# kasumi -a Failed to read private dictionary. This problem might be a problem of Anthy.
とりあえず anthy-7307-14 で使うことにします。
コメントをいただいた皆様 ありがとうございました。
今井です。
最後にもう一つだけ(今後の為にも怪しいところを潰しておきたいので 念のためです)。
kasumiを起動できる状態で単語登録を1つか2つしておいて、その後で scimやanthy等をアップデートするとどうなりますか? もし単語登録してたらその単語登録済みの語句を消してアップデート してみたりしたらどうでしょうか。 ひょっとすると単語登録したものを見に行っててダメなのかもしれない ので。
Wednesday 07 February 2007 16:06:55 に Takashi SHIIHARA さんは書きました:
何度もすみません。
椎原です。 anthy-8419-2.7 anthy-devel-8419-2.7 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25 の環境を作ってみましたが、下記の如く やはりkasumiは開けませんでした。
# kasumi -a Failed to read private dictionary. This problem might be a problem of Anthy.
とりあえず anthy-7307-14 で使うことにします。
コメントをいただいた皆様 ありがとうございました。
何回もありがとうございます。
単語登録してなかったので、ひとつ単語登録して
anthy-8419-2.7 anthy-devel-8419-2.7 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25 の環境にしましたが、
kasumi -a
Failed to read private dictionary. This problem might be a problem of Anthy. となり kasumi開けませんでした。
椎原
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA1
松本です。
# 椎原さんの立場になると「とりあえずなんとか使える状態になっているので # もうこれ以上の原因究明にコストをかけたくない」となるとは思いますが # 他にも同じ問題が再現している方もいると思いますので…。
Masaru Imai wrote:
kasumiを起動できる状態で単語登録を1つか2つしておいて、その後で scimやanthy等をアップデートするとどうなりますか? もし単語登録してたらその単語登録済みの語句を消してアップデート してみたりしたらどうでしょうか。 ひょっとすると単語登録したものを見に行っててダメなのかもしれない ので。
今井さんがおっしゃているのは、以下の情報に関連しているかと思いますが http://d.hatena.ne.jp/pbh/20061216 どうも kasumi 2.0.1 の問題で、2.1 では修正される予定ということのようですね。
他に、対処法として以下のような方法も紹介されていました。 http://blog.kansai.com/entry/16
もし同じ現象に遭遇される方がいらっしゃったら試してみるのも「手」かもしれ ません。
問題が起こるケース、起こらないケース(私や今井さんなど)でどのような差があ るのか再現条件の切り分けできていませんので、このまま放置してしまうと kasumi のバージョンが上がるまでは修正されないままになってしまう可能性が 高いと思います。できれば、現象が再現されている方が Bugzilla に上げていた だくか、m17n の ML に投稿していただく(どちらも英語でレポートする必要があ るんでナンなんですが)かするとみなさん幸せになれると思うのですが…。
# 他力本願モードで恐縮です。
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追加実験してみました。
anthy-7307-14 kasumi-2.0.1-25 scim-anthy-1.2.1-22 で単語二個登録して 通常のソフトウェアアップデートで
anthy-7917-26 に変更したら さむいー>差無為 となり、寒い には変換できず
メインツールバーの辞書アイコンから 辞書を編集 単語を追加 の選択は可能だが
コマンドラインでは不可
linux-juhi:~ # kasumi -a Failed to read private dictionary. This problem might be a problem of Anthy.
もう大分頭が疲れてきましたので、この辺で。
椎原
坂口たかおです。
ちょっと気づいたのですが、anthy等を入れ変えても、ホームディレクトリに 古い.anthy(設定ファイル用ディレクトリ)が残っているとうまくいかないかも しれません。 一度古い.anthyを捨ててからAnthyを立ち上げてみてください。 的外れだったら、すみません。 --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
椎原です。
SUSE10.2最初からインスツールしなおしてみました。
anthy-7917-26 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25 サムイ 変換できず 辞書 開けず
SUSE 10.1で使用中のPCから .anthyの中身 last-record1_default last-record2_default private_dict_default.tt をもってきて、.anthyの中にコピー
ツールバーから、辞書は開ける
kasumi -a
もOK
サムイ はだめ
とりあえず御報告まで。
椎原です。
追加です。
anthy-8419-2.7.i586.rpm とってきて
anthy-8419-2.7 scim-anthy-1.2.1-22 kasumi-2.0.1-25
とすると 寒い OK 辞書も開けました。
今井です。
これは、やる意味があまり無いと思います。 新規に作っても、消す前と同じで状況は変わらないんですね。
Friday 16 February 2007 10:20:09 に 坂口たかお さんは書きました:
坂口たかおです。
ちょっと気づいたのですが、anthy等を入れ変えても、ホームディレクトリに 古い.anthy(設定ファイル用ディレクトリ)が残っているとうまくいかないかも しれません。 一度古い.anthyを捨ててからAnthyを立ち上げてみてください。 的外れだったら、すみません。