[opensuse-ja] SUSEとRedHatのDual boot
諸橋@ROMです。 マシンの頭数がたりず、SUSEとRedHat(RHEL3)のDual Bootマシンを 仕立てることになりました。 とは言ってもダブルインストールの手順が見当つかず困っております。 まずは失敗の少ない全体的な手順があればご教示下さい。 以上 -- Kenji Morohashi <programer@software.sakura.ne.jp> --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 デュアルブートにこだわる必要がなければ、VMWareとか使うのも 一つの方法だと思います。 VMWareServer、Playerは無償配布ですし、懐も辛くないのでは ないかと思います。 (デュアルブート環境構築に自信が無い場合等にはお勧め?) これだと必要なくなった環境の排除も簡単ということと、うっかり 何かミスっても(スナップショットさえきちっと取っておけば)すぐ さま元の環境への復帰も可能であったり、テスト環境にはうってつ けだと...。 デュアルブートするにしても RedHat系の場合は多分ディスクラベルとLVM(RHEL3にもありましたっけ?) 辺りに気をつけた方が良いのではないかと思います。 たまに同名のディスクラベルとかLVMのボリュームの名前がダブっててドツボに ハマってる人とか居ますので....。 Tuesday 31 July 2007 17:36:05 に Kenji Morohashi さんは書きました:
マシンの頭数がたりず、SUSEとRedHat(RHEL3)のDual Bootマシンを 仕立てることになりました。
とは言ってもダブルインストールの手順が見当つかず困っております。 まずは失敗の少ない全体的な手順があればご教示下さい。
-- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今晩は、山中です。
マシンの頭数がたりず、SUSEとRedHat(RHEL3)のDual Bootマシンを 仕立てることになりました。
これはOS比較のためのテストということでいいのでしょうか? でしたら同じマシンである以上今井さんのおっしゃった通りVMware等で 同時に両者を立ち上げておいたほうが何かと便利かと。 パフォーマンスやハードウェアの相性を調べたいというのならば デュアルブートが適切だと思いますが。
とは言ってもダブルインストールの手順が見当つかず困っております。 まずは失敗の少ない全体的な手順があればご教示下さい。
順番はどちらもLinuxだしそんなに気にしなくてもいいだろうか・・・ デフォルトだとどちらもMBRにGRUBをインストールするので 先の方は上書きされてしまうかも知れませんが、後で対処は可能です。 パーティションのリサイズができたりと、SUSEのインストーラーの方が 優秀なのでRHELからインストールするといいかも。 パーティション設定をOSのインストーラーに自動でさせると 既存の領域に上書きされる可能性があるのできちんとそれぞれの 使う範囲を手動で決めて、後からインストールするOSは空領域に インストールされるようにしてください。 (HDDが複数あるなら別々のHDDにインストールしたほうが安全かも) SWAPパーティションは共有可能です。 BOOTパーティションも共有できないことはないですが、トラブルを 避けるにはSWAPもBOOTも個々に用意したほうがいいでしょう。 インストール自体はパーティションがしっかり分けられていれば 他に問題となる箇所はないかと思います。 ただ、両者のインストールの終わった後にブートローダーが 片方のOSしか認識できていない事があるので注意が必用です。 それはそれでパーティションの構造が分かっていれば すぐ解決できるのでとりあえずインストールしてみたらいかがでしょう? #余談ですが私はCentOSとSUSEを別マシンで併用しています。 #構造やらパッケージ周りが結構違っていてなかなか戸惑う部分もあったり。 #とりあえずSUSEのApatchコンフィグのカオスを何とかしてくれ>< -- +++-----------------------------+++ NAME: Yamanaka Yuu Yokohama E-MAIL: Izayoi@mail-to.be MyServer: izayoi.homedns.org ----------------+++---------------- --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
わたなべ@東京です
SWAPパーティションは共有可能です。 BOOTパーティションも共有できないことはないですが、トラブルを 避けるにはSWAPもBOOTも個々に用意したほうがいいでしょう。
Bootは別にすると動きません!/bootは共有しないと駄目ですよ。 なぜかはGrubのConfigファイルをみたら分かりますが、カーネルを判断するのに /vmlinuzなんたらかんたらです。 以下 default=0 ←titleで定義されている最初のOSがデフォルト timeout=10 ←10秒間OS選択画面で停止 splashimage=(hd0,1)/grub/splash.xpm.gz ←GRUBの背景画像 title Red Hat Linux (2.4.18-3) ←メニューに表示するOS名 root (hd0,1) ←GRUBが存在するパーティション(1台目のHDDの2番目 のパーティション) kernel /vmlinuz-2.4.18-3 ro root=/dev/hda3 hdc=ide-scsi ←起動 するカーネルと引数を指定 initrd /initrd-2.4.18-3.img となりますから、Bootは共有しないとまずいわけです。 これを忘れていたために、先のLinuxWorldのインストールセミナーでFedoraと SuSE+Windowsのトリプルブートにこけました。 復旧はFedoraのBootからカーネルイメージとマップファイルと初期RAMディスク をSuSEのBootにコピーして、YaSTでGrub設定やり直しました。 意外な落とし穴に要注意! --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今晩は、山中です。
SWAPパーティションは共有可能です。 BOOTパーティションも共有できないことはないですが、トラブルを 避けるにはSWAPもBOOTも個々に用意したほうがいいでしょう。 Bootは別にすると動きません!/bootは共有しないと駄目ですよ。 なぜかはGrubのConfigファイルをみたら分かりますが、カーネルを判断するのに /vmlinuzなんたらかんたらです。 以下 default=0 ←titleで定義されている最初のOSがデフォルト timeout=10 ←10秒間OS選択画面で停止 splashimage=(hd0,1)/grub/splash.xpm.gz ←GRUBの背景画像 title Red Hat Linux (2.4.18-3) ←メニューに表示するOS名 root (hd0,1) ←GRUBが存在するパーティション(1台目のHDDの2番目 のパーティション) kernel /vmlinuz-2.4.18-3 ro root=/dev/hda3 hdc=ide-scsi ←起動 するカーネルと引数を指定 initrd /initrd-2.4.18-3.img となりますから、Bootは共有しないとまずいわけです。
ふむ、それぞれの意味は分かりますが これがどうして共有しないといけないということに? 「/vmlinuz」つまりカーネルの位置はGRUBの設定で指定できるので 別のパーティションにあってもその位置を指定可能です。 「root (hd0,1)」この部分ですね。 GRUBの位置というよりもカーネルと起動イメージの位置ですが。 (現に少し前までSUSEのGRUBからCentOSのbootパーティションの カーネルを呼び出して使ってました。) 余談ですがカーネルと起動イメージさえあればOSは起動できるようです。 RedHat系だと/etc/fstabをいじる必用がありますが。 (今うちのサーバーはGentooでインストールしたGRUBのパーティションに CentOSのこの2つを持ってきて起動しているという奇怪な構造に^^;)
これを忘れていたために、先のLinuxWorldのインストールセミナーでFedoraと SuSE+Windowsのトリプルブートにこけました。 復旧はFedoraのBootからカーネルイメージとマップファイルと初期RAMディスク をSuSEのBootにコピーして、YaSTでGrub設定やり直しました。
ふむ、おそらくさっき言ったRedHat系特有の罠では無いですかね・・・ grub.confやfstabでのマウント元がLABELで指定されてるので 別のOSを後からインストールすると位置を認識出来なくなるようです。 root=LABEL=/とかなってる所を root=/dev/hda2とか実際の位置で指定すれば大丈夫なようです。
意外な落とし穴に要注意!
確かに穴が多いですよね^^; デュアルブートを勧めにくくなってしまう・・・ -- +++-----------------------------+++ NAME: Yamanaka Yuu Yokohama E-MAIL: Izayoi@mail-to.be MyServer: izayoi.homedns.org ----------------+++---------------- --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 Wednesday 01 August 2007 23:09:58 に ciel@pop.707.to さんは書きました:
Bootは別にすると動きません!/bootは共有しないと駄目ですよ。 なぜかはGrubのConfigファイルをみたら分かりますが、カーネルを判断するのに /vmlinuzなんたらかんたらです。 以下 default=0 ←titleで定義されている最初のOSがデフォルト timeout=10 ←10秒間OS選択画面で停止 splashimage=(hd0,1)/grub/splash.xpm.gz ←GRUBの背景画像 title Red Hat Linux (2.4.18-3) ←メニューに表示するOS名 root (hd0,1) ←GRUBが存在するパーティション(1台目のHDDの2番目 のパーティション) kernel /vmlinuz-2.4.18-3 ro root=/dev/hda3 hdc=ide-scsi ←起動 するカーネルと引数を指定 initrd /initrd-2.4.18-3.img となりますから、Bootは共有しないとまずいわけです。 これを忘れていたために、先のLinuxWorldのインストールセミナーでFedoraと SuSE+Windowsのトリプルブートにこけました。 復旧はFedoraのBootからカーネルイメージとマップファイルと初期RAMディスク をSuSEのBootにコピーして、YaSTでGrub設定やり直しました。
説明読んでも、なぜ/bootを共有しなければいけないのかという 理由が判らないんですが.....。 山中さんも書いて居られますけど、RedHat系の場合 (SUSEでもそうですが)ディスクラベルでマウントする 様にしてある場合はディスクラベルによる副作用で思わ ぬ動作する場合があります。 LVMを使っている場合にはそちらでも名前付けに重複が 無いかどうか十分吟味する必要があります。 最悪の場合?でも少しややこしくなりますが、 MBRにメインとなるディストリのGRUBをインストール 各々のブートパーティションの先頭にサブとなるディストリ のGRUBをインストール MBRに登録したGRUBからchainloaderで他のGRUB呼び出し という手段があるように思います。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
諸橋です。
今晩は、山中です。
マシンの頭数がたりず、SUSEとRedHat(RHEL3)のDual Bootマシンを 仕立てることになりました。
これはOS比較のためのテストということでいいのでしょうか? でしたら同じマシンである以上今井さんのおっしゃった通りVMware等で 同時に両者を立ち上げておいたほうが何かと便利かと。
パフォーマンスやハードウェアの相性を調べたいというのならば デュアルブートが適切だと思いますが。
どちらも実戦配備ですが、SUSEを使用するのがほとんどで、RHEL3は コンパイラーに使います。数ヶ月に数時間あるかないか程度の使用です。
とは言ってもダブルインストールの手順が見当つかず困っております。 まずは失敗の少ない全体的な手順があればご教示下さい。
順番はどちらもLinuxだしそんなに気にしなくてもいいだろうか・・・ デフォルトだとどちらもMBRにGRUBをインストールするので 先の方は上書きされてしまうかも知れませんが、後で対処は可能です。 パーティションのリサイズができたりと、SUSEのインストーラーの方が 優秀なのでRHELからインストールするといいかも。
パーティション設定をOSのインストーラーに自動でさせると 既存の領域に上書きされる可能性があるのできちんとそれぞれの 使う範囲を手動で決めて、後からインストールするOSは空領域に インストールされるようにしてください。 (HDDが複数あるなら別々のHDDにインストールしたほうが安全かも)
SWAPパーティションは共有可能です。 BOOTパーティションも共有できないことはないですが、トラブルを 避けるにはSWAPもBOOTも個々に用意したほうがいいでしょう。
インストール自体はパーティションがしっかり分けられていれば 他に問題となる箇所はないかと思います。
ただ、両者のインストールの終わった後にブートローダーが 片方のOSしか認識できていない事があるので注意が必用です。
それはそれでパーティションの構造が分かっていれば すぐ解決できるのでとりあえずインストールしてみたらいかがでしょう?
まずマシン環境を述べておきます。AMD64機(ASUS K8V)でHDD一台搭載です。 さて経過ですが、結局挫折して愚直なディスク交換にしました。 最初にディスク一台でマルチブートを考えていたのですが、grubの編集は必須と 見て、もう一台HDDを追加し、これでブートするHDDをBIOS側で切り替えれば いいかと思いました。HDD1台でRHEL3インストール済みのマシンに、HDDを もう一台追加し、SUSEを追加ディスクの方にインストールしました。 しかしboot後のgrub起動時にファイルが無いとの仰せで、立ち上がりません。 おそらくこれはインストール時のgrub設定に問題があるとみて多少試して みましたが、うまくいかず挫折・・・ #hddとhdcが入れ替わってる様な気がします。 結局、マルチブートをあきらめ、RHEL3とSUSEを切り替えるときは、HDDの コネクターの接続を変えることにしました。RHEL3はたまにしか使わないので とりあえず問題は無いですが、やはりすっきりしません。 以上
#余談ですが私はCentOSとSUSEを別マシンで併用しています。 #構造やらパッケージ周りが結構違っていてなかなか戸惑う部分もあったり。 #とりあえずSUSEのApatchコンフィグのカオスを何とかしてくれ><
-- Kenji Morohashi <programer@software.sakura.ne.jp> --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
諸橋です。
今井です。
デュアルブートにこだわる必要がなければ、VMWareとか使うのも 一つの方法だと思います。 VMWareServer、Playerは無償配布ですし、懐も辛くないのでは ないかと思います。 (デュアルブート環境構築に自信が無い場合等にはお勧め?) これだと必要なくなった環境の排除も簡単ということと、うっかり 何かミスっても(スナップショットさえきちっと取っておけば)すぐ さま元の環境への復帰も可能であったり、テスト環境にはうってつ けだと...。
VMWareも選択肢なのですが、64bit環境が心配なので、実機動作の方が 苦労が少ないと思っています。
デュアルブートするにしても
RedHat系の場合は多分ディスクラベルとLVM(RHEL3にもありましたっけ?) 辺りに気をつけた方が良いのではないかと思います。 たまに同名のディスクラベルとかLVMのボリュームの名前がダブっててドツボに ハマってる人とか居ますので....。
はい、結構面倒ですね。現状あきらめかけてます。 レポートは山中さんへの返信で・・・ 以上
Tuesday 31 July 2007 17:36:05 に Kenji Morohashi さんは書きました:
マシンの頭数がたりず、SUSEとRedHat(RHEL3)のDual Bootマシンを 仕立てることになりました。
とは言ってもダブルインストールの手順が見当つかず困っております。 まずは失敗の少ない全体的な手順があればご教示下さい。
-- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
-- Kenji Morohashi <programer@software.sakura.ne.jp> --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 Thursday 02 August 2007 12:06:12 に Kenji Morohashi さんは書きました:
(デュアルブート環境構築に自信が無い場合等にはお勧め?) これだと必要なくなった環境の排除も簡単ということと、うっかり 何かミスっても(スナップショットさえきちっと取っておけば)すぐ さま元の環境への復帰も可能であったり、テスト環境にはうってつ けだと...。
VMWareも選択肢なのですが、64bit環境が心配なので、実機動作の方が 苦労が少ないと思っています。
リアル環境のリアルCPUの選択を間違えてなければゲストとして 64bitOSもそれほど心配することなく動くはずです。 その辺りも情報として公開されてたかと思います。 確認だけはしてみても損は無いと思います。 VMWareとゲスト環境は簡単に取り除けますし....。 私のところでも複数のディストリの64bit版ゲストOSが openSUSE 10.2をホストOSとして動いてましたし。 (過去形なのは当該マシンでホストOSがFactory版になって VMWareが今のところまともに動いてないため) -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
participants (4)
-
ciel@pop.707.to
-
Kenji Morohashi
-
Masaru Imai
-
Yamanaka Yuu