[opensuse-ja] Mozc を 1.6.1187 に更新 / 今後の Mozc 配布リポジトリ
武山です 昨日、M17N リポジトリの Mozc を最新の 1.6.1187 に更新しました。 以前より開発元から予告がありましたが、 このバージョンから SCIM のサポート(scim-mozc)が無くなりました。 もし要望がありましたら、最後の scim-mozc を隔離したリポジトリに 残すこともできます。 # しばらくは fcitx-mozc のようにパッチで残すこともできるかも…(避けたい 少し前のバージョンで ibus-mozc-candidate-window というパッケージが 追加されています。 このパッケージを導入すると ibus-mozc で変換候補の用例が出るようになりますので、 まだ入れていない人はお試し下さい。 # mozc_renderer と開発元が呼んでいるものです。 次のアップデートで Recommends タグを付けようかと思います。 今後の Mozc の配布方法について1つ提案があります 今のところ Mozc は M17N からダウンロードして使ってもらっていますが、 日本語関連でメインリポジトリに入っていないパッケージ群の 配布用のリポジトリを用意した方が良いのではないかと思っています。 M17N は他のパッケージの開発用のプロジェクトでもあります。 以前もありましたが、依存するパッケージ(IBus など)の更新によって、 Mozc のパッケージが壊れることがあります。 また、開発リポジトリの使い方はメンテナーそれぞれで、 中には1回の更新に何度も修正 submit request を出す人もいるため、 Mozc をインストールしたときに、運悪く中途半端な状態に当たってしまうかもしれません。 また普通に M17N リポジトリを1クリックで追加してしまうと、優先度が99になり、 他のパッケージをインストールする際に誤って(または知らずに)メインリポジトリではなく、 M17N からダウンロードしてしまう危険性もあります。 # 実はこの問題は、M17N に限らず他のリポジトリでも起きます # ゆくゆくは openSUSE プロジェクト全体に議論を持ちかけたいのですが… # 既に KDE:Release:* のように配布用が隔離されているものもあります 新しい方針では、最新の Mozc を今まで通り M17N に置き、 安定していると判断できるバージョンを配布用 (例 M17N:Extra:Japanese) リポジトリ にコピーして置くのがよいと思います。 # Extra, Release, Stable, Dist, ... こうすることで、 「openSUSE をインストールしたら○○リポジトリを追加すると良いでしょう」 と気軽にアナウンスできるのではないでしょうか? Mozc 以外には追加の日本語フォントなども入れられます。 -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
participants (6)
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Fuminobu TAKEYAMA
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koga
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mlus
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Naruhiko Ogasawara
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Satoru Matsumoto
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Takashi Iwai