[opensuse-ja] ドライバ作成方法の選択について「DUD」「アドオン製品」
はじめまして。 宮崎と申します。 SUSE 11向けにドライバを書いているのですが 以下のNovellのサイトによると ドライバ作成の際は、「DUD」に加え「アドオン製品」を作成することを推奨する、とあります。 http://www.novell.com/developer/creating_a_driver_update_disk_(dud).html つい先日SUSEに触ったばかりで アドオン製品というものがどのようなものかわからないため、 大変恐縮なのですが、 ドライバ作成の観点から「アドオン製品」を作成する必要性について、 ご教示いただけますと幸いです。 なにとぞ、宜しくお願いいたします。 -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
宮崎さん
初めまして。鎌田(翻訳人)です。
# あらかじめお断りさせていただきますが、私はNovell/SUSEの中の人では
# ありませんので、Novell/SUSEの正式な回答ではありません。
# 正式な回答をご希望の場合は、Webの問い合わせフォームから問い合わせて
# みてください。
DUDとはDriver Update Diskの略で、SUSE(openSUSE)インストーラ本体の起動前
に、インストーラそのものの動作を変更できる仕組みです。標準では添付されて
いないデバイスドライバを読み込ませる用途のほか、インストーラそのものに
致命的なバグがあったりしたような場合(実際、過去にありましたね・・)に使う
ことができます。
対してアドオン製品とは、パッケージ(.rpm)とそのメタデータ類(ファイル一覧
や製品情報、ライセンス情報など)を含んだものを意味します。"リポジトリ"と
ほぼ同じ意味です。
デバイスドライバを開発されている場合、そのドライバがインストーラの起動時
だけでなく、インストール後のシステムにも必要になると思いますので、
アドオン製品(リポジトリ)の形でデバイスドライバやツール類のパッケージ
(.rpm)とメタデータを用意しておき、それらを一緒にインストールできるように
しておく必要があるものと思います。
ちなみに、このあたりの作業はopenSUSE Build Service
(https://build.opensuse.org/) を使用すると手間を省けます。
基本的にオープンソース用のサービスですので、ソースコードからコンパイル
するように作るのが一般的ですが、ライセンス上の都合でコンパイル済みの
バイナリをパッケージングするだけでも便利です。(もちろんアップロード
されたバイナリやソースコードは全世界に公開されますので、コンパイル済みの
バイナリさえも公開されては困るような場合は使えませんが・・)
SUSE/openSUSEだけでなく、DebianとかUbuntuのコンパイル/パッケージングも
可能です。
以上です。
On Wed, 18 Sep 2013 08:14:00 +0900
wgv71a
はじめまして。 宮崎と申します。
SUSE 11向けにドライバを書いているのですが 以下のNovellのサイトによると ドライバ作成の際は、「DUD」に加え「アドオン製品」を作成することを推奨 する、とあります。 http://www.novell.com/developer/creating_a_driver_update_disk_ (dud).html
つい先日SUSEに触ったばかりで アドオン製品というものがどのようなものかわからないため、 大変恐縮なのですが、 ドライバ作成の観点から「アドオン製品」を作成する必要性について、 ご教示いただけますと幸いです。
なにとぞ、宜しくお願いいたします。
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-- Yasuhiko Kamata E-mail: belphegor@belbel.or.jp -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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