武山です こんなドキュメントも書いていたりしますが、 http://www.slideshare.net/ftake/1-open-build-service/21 岩井さんのメールの内容の方が簡潔にまとまっている気がします… # 道場の資料もアップデートしないと… (2013/07/17 23:57), Takashi Iwai wrote:
At Wed, 17 Jul 2013 23:03:15 +0900, ribbon wrote:
On Wed, Jul 17, 2013 at 12:38:13PM +0200, Takashi Iwai wrote:
Canna Project (http://sourceforge.jp/projects/canna/) これが適切のようですね。openSUSE殿への依頼よろしくお願いします。
ということにして欲しいとのことでした。
Authorsに関しては、最近は単に削除する方向にありますので、変更よりは削っ ちゃってください。
これはBugzilla登録でいいんですよね。
この程度ならbugzillaなしでも構わないと思いますよ。 changelogに "Remove obsoleted authors section" とか書いとけばOKでしょ う。
と書かれても、パッケージメンテナでない人がどうやってchangelogをいじれるのでしょう?
うーん、ここら辺に根本的な誤解があるようですね。
OBSでは(登録してる)ユーザーなら誰でも好きなパッケージを自分用にブラ ンチ、修正、ビルドできます。その後、元にマージするように申請(submit) すると、パッケージまたはプロジェクトのメンテナーがそれをレビューし、良 さそうなら変更部分が元のパッケージに還元される、という具合です。
で、changelogは*.changesというファイルに保持していて、これに追加するに は "osc vc" というコマンドを使います。
流れとしては、
osc パッケージを自分のシステムにインストール % sudo zypper in osc
canna パッケージをブランチする % osc branch -c openSUSE:Factory/canna
これで自動的に devel project (M17N) からブランチされ、 home:xxx:branches:M17N/canna ディレクトリ以下に展開されます。
canna.spec を変更する % cd home:xxx:branches:M17N/canna % vi canna.spec ... Authors: 以下の部分の削除
canna.changes のアップデート % osc vc ... 変更箇所の記述を加える
ローカルなビルドテスト % osc build
まあ、今回は必要ないですね。
変更分のコミット % osc commit
OBS サーバー上でビルドのチェック % osc results
ビルドしたパッケージの取得およびテスト % osc getbinaries openSUSE_12.3 x86_64
これで binaries ディレクトリが作成され、ビルドされたパッケージがその 下に展開されます。後はこのパッケージをインストール、テストします。 今回は単に "rpm -qpi canna*.rpm" でチェックすれば良いでしょう。
パッケージの申請 % osc submitreq
これで変更したパッケージが M17N プロジェクトに申請されます。 後はメンテナーがこれをチェックして、大丈夫なら M17N/canna パッケー ジに還元します。通常は、この時点でメンテナーがopenSUSE:Factoryにも 申請します。
申請したパッケージの状況は % osc rq show $SRID
で見ることができます。$SRID は申請番号で、上記の "osc submitreq" 時に表示されます。もしくは、パッケージのディレクトリ上で % osc rq list
とすると表示されます。
ちなみに、上記のワークフローの多くの項目は build.opensuse.org の web interface からでも可能です。
-- Takashi Iwai <tiwai@suse.de>
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