こんにちは,岡田と申します。 そのやり方ですと,直接/usr/local以下にインストールすることになります ので,root権限で作業しないと出来ないと思います。(エラーメッセージも 「ディレクトリを作成できない」で終了してますし。) 私もopenSUSE上でSylpheedを使っていて,自分でrpm buildしているのです が,もしもご自分でrpmソースパッケージを展開してBuild upできる知識が おありでしたら,ソースパッケージとスペック・ファイルを公開しておきま すのでご自由にお使いください。 http://okat.no-ip.com/~toshi/SuSE/12.2/ 上記ディレクトリ下のSRPMSディレクトリにソースパッケージが,specsディ レクトリにスペックファイルが置いてあります。(32bit環境でも64bit環境 でもrpmbuildできることを確認しています。) ただし,sylpheedのソースパッケージは "NoSource" でパッケージしてあり ますのでsylpheed本体のソースが含まれておりません。ご自分で本体ソース をGetしてきてください (^^; ホームディレクトリに ".rpmmacros" というファイルをtouchし,例えば, %_topdir /home/(user-id)/rpm %_sysconfdir /etc と書き込んでおき,ホームディレクトリに "rpm" という名のディレクトリ を作成しておけば,展開したソースパッケージはその "rpm" ディレクトリ 下に展開されます。つまりこの方法であれば一般ユーザーでパッケージ作業 が行えます。 # (user-id)はご自分のログインネームに置き換えてください。 そしてパッケージ作成後にsuしてインストールすればOK。 注意点として,私のパッケージではファイル名を "sylpheed3" という名前 に変更しています。(/usr/bin/sylpheed3) これはSuSEの時代から公式のパッケージとして登録されているClaws-Mail が,ファイル名やディレクトリ名として長らく "sylpheed" をそのまま名乗 っていた(現在はclaws-mailへリネームされているようですが。)ので,それ とバッティングしないようにリネームしていた名残です(苦笑 なお,私のスペックファイルではデフォルトでGPGME, GTKSpell, OpenLDAP2, pilot-link, compface, onigurumaが有効となっていますので, 各自に必要なLibなりDevelパッケージを要求されます。(そのたびにzypper in hogehogeで突っ込んでください。) さらに,私もうっかりしていたのですが,私のパッケージでは野良Buildし たoniguruma(正規表現ライブラリ)を使っていますので( openSUSE11.4まで に含まれていたonigurumaではバージョンが古すぎて使えなかった。),ソー スパッケージ内のスペックファイルのままですと,うまくBuildできませ ん。上記URIのspcesディレクトリに置いてあるスペックファイルと差し替え て,oniguruma-develとlibonig2をzypperでインストールした後にrpmbuildして ください (^^; あともう一つ注意点があります。上記URIのi586ディレクトリやx86_64ディ レクトリに置いてあるSylpheedパッケージは,ruby-1.8.7p371環境下で rpmbuildしてありますので,同じディレクトリ内に置いてある ruby-1.8.7p371(とoniguruma-5.9.3)に差し替えないと動きません。 openSUSE12.2ではruby-1.9系(開発版)が採用されたのですが,ツールやアプ リがまだruby-1.9系に対応できていないモノも少なからずありまして,仕方 なしに私の環境ではruby-1.8系(安定版)へver. downしているためです,ご 了承ください (^^; 以上,ちょっとお節介かなと思いましたが,ご参考までに(汗 -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org