松本です。
まずは、一石を投じてくださったことについて「ありがとうございます」と言わ
せてください。
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Subject: [opensuse-ja] 公式フォーラムの中に日本語フォーラムを作りませんか?
From: Hiro Kawa
openSUSEの公式フォーラムの中にLanguage Specific Forumsと言うセクション があり、その中では各国のユーザーさんが自分たちの言葉で使用しているよう です。(半年前には無かったと思います。openSUSEのフォーラムが日本に存在 していないかと探しました。ありませんでした。非公式のものを作ろうかと思 いましたが、公式フォーラムが元々あった3つのフォーラムをくっつけたもの であることを覚えておりまして、ローカルなフォーラムを増やすのはその考え に合っているのかと迷っていたのです。そこで、公式フォーラムの中に各国の ユーザーが自分の言葉で話せる場所を作ったら良いのではないかと考えました が、提案しそびれていました。数日前、久しぶりに覗いてみたら、既にできて いました。シンクロニシティですかね。)
一昨年の Linux World Expo でちょっとしたパネルディスカッションがありまし て、その中でも「最近コンピュータをいじり始めた人たちにとってはどうもメー リングリストというものは敷居が高いようで、どちらかといえばフォーラムとか BBS での方が質問し易いようだ」という話が出ました。ウィークリー・ニュース をご覧になっていただくとメーリングリスト、フォーラムの登録者数統計が出て いるのですが、それを見ても明らかに今はフォーラムの方に「勢い」があるよう です。 ですが、そのパネルディスカッションの中でその話に続いて問題として挙がった のが「…初心者層にとってはフォーラムの方が質問しやすいのだけれど、その質 問に答えてあげられるだけの知識を持っているような『ベテラン』の人にとって は、フォーラムは『面倒』なメディアだと思われ易い。というのは、メーリング リストであれば MUA を立ち上げさえすれば質問は向こうから飛んでくるので、 興味のある質問が来たら答えればいいだけなのだけれど、フォーラムになると 『わざわざ自分から覗きに行って、どんな質問が挙がっているか見なければいけ なくなる』わけです。それが、面倒くさい」ということでした。結果として、古 くからいじっているような知識豊富な人が少なくなり、総合的な「問題解決力(… というのは単なる造語ですが(笑))」が低くなりがちだ、ということです。 結局、うまく回っていくかどうかは「質問したい人」と「こまめに覗きに行って 答えてあげようとする人」のバランスがとれるかどうかなのではないかと思うの です。
そこで「日本語のフォーラムをLanguage Specific Forumsに作りたいんだけど どうすればいいのでしょう?」と質問してみたのが、このポストです。 http://forums.opensuse.org/forums-comments-suggestions/431468-how-can-we-get...
皆様が、メーリングリスト中心で活動されているのは重々承知していますが、 私のようにフォーラム慣れしているユーザーにとっては、日本語フォーラムの 存在は心強いものとなります。
まだ交渉もしていませんが、多分可能だと思います。そこで、どなたかにモ ディレーターをやっていただけないかと思い、このMLを利用させていただきま した。(できれば、交渉もおねがいします。w)
交渉すれば割とすんなり OK は出るだろうな、という感触は以前からありました ね。その交渉を始めようとする人がいなかっただけで…(笑) 「あったらいいよね」と問われれば、おそらく誰もが「そうだよね」と答えると 思います。ですが、常に問題になるのは「じゃあ、やってくれる人は?」に手を 挙げてくれる人がいるかどうかなのです。簡単な話ですが、「誰かやって」と 言っている人しかいなければ、何事も先へは進まない。 また「誰かやってくれる人、いませんか?」と呼びかけるにしても、それを引き 受けるということはどういうことなのか、何をしなければいけないのか、もっと 具体的にはそのためにどれくらい時間を割かなければいけなくなるのかなどイ メージがつかめないと、気持ちは持っていても「やります」と手を挙げにくいか もしれませんね。 あと、Weekly News Team でいろいろ動いていて感じることとして「始めるのは 割と簡単だけど、続けていくことは大変だよ」というのがあります。始めるとき は結構勢いがついているのでなんとかなるもんですが、そのモチベーションを維 持するのが大変なのです。「協力してください」「一緒にやりましょう」と呼び かけても何の反応もない - それでもくじけず続けていくだけの精神力が必要と なります(笑)。
私はopenSUSEに関してはライトユーザーです。貢献もたいしてしておりませ ん。過去のニューズレターにありましたように、モディレーターはモディレー ションだけでなく、リーダーとして適した方にやってもらうのが、盛り上がる 秘訣だと思っております。
私は、Ubuntuフォーラムでは管理者陣とかみ合わず、非公式Fedoraフォーラム では、一歩離れた立場から発言しているため、メインの回答者から乖離してお ります。そんな私が、おこがましくやりますと言っても誰も利用してくれない でしょう。
どういう部分でかみ合わなかったのか存じ上げませんが、逆を言うと「こうだっ た方がいい」というご意見をお持ちだったからこそかみ合わなかったのではない でしょうか。「こうした方がもっといいフォーラムになる」というご意見がある ならば、それは貴重なものだと思います。また、他のフォーラムで何らかのギク シャク感のようなものを感じたことがあるということでしたら、逆にその経験が 「だから他のユーザにはこう接していこう」という形で活きてくるということも あるのではないでしょうか。 周りの声を多少は聞く耳さえ持っているなら、引っ張っていく人が「こういう風 にしていきたい」という考えを持つことはけしてマイナスではないと思いますよ。 もし多少なりとも謙遜が混じっているようでしたら、どうでしょう、ここはひと つ "あえて" おこがましく「やります」と言ってみては?
そして、openSUSEフォーラムでは、私は質問者に回りたいのです。
お仕事に余裕があるなら、openSUSEの日本ブランチのかたや、こちらのMLで回 答されている方などがやっていただけるなら、皆さんも納得してもらえると思 います。
物事にはすべて例外はありますから、名乗り出てくる人はいるかもしれません。 ですが、コミュニティ全体の動きを見ていて感じるのは「自分がやるから誰か助 けてください」であれば協力を申し出てくれる人はそれなりに出てくるけれど、 「誰かやって」という呼びかけに「じゃあ、私がやります」という人が出てくる ことはまずない、ということです。 確かに「お客さん」でいられれば気も楽ですけれど、お客さんがお客さんとして いられるのは、そのお客さんをもてなすホスピタリティを持っている人がいるか らこそですよね。 それと、「openSUSEの日本ブランチ」というのはどういうものをイメージなさっ ているのかちょっとよく分かりませんが、特にそういったまとまりなりチームな りがあるわけではありません。 私が見てきている限り、日本(語)コミュニティに限らず、openSUSE コミュニ ティでバリバリ活躍されているような人はだいたい… 「openSUSE に○○ってないんですか?」 - 「ないよ。何故ならやってくれるという人がいないから。もし興味があるな ら、君がやってみない?」 「ええっ、私がですか? openSUSE について詳しいわけでもないし、何をどうし たらいいのかも分かってませんけど…」 - 「いや、やってくれる気があるなら問題ない。何かあったら一声かけてくれれ ばフォローするから大丈夫!」 …という感じでいつの間にか責任者になってしまった、という感じです(笑)。 # で、フォローと言っても、何か相談した時に「できなきゃできないでしょうが # ないじゃん」と言ってくれるくらいですが。(^ ^;) 過去の実績だとか経験だとかはどうでも良くて、これまで誰もやってくれなかっ たことを引き受けましょうと言ってくれる心意気だけで十分お釣りがくるくらい です。どれだけ知識やスキルを持っていたとしても、コミュニティの中では、そ れだけでリスペクトされることはまずありません。どれだけ手を動かしてくれて いるか、が重要なのです。 どうでしょうね、「誰かやってくれませんか?」からもう一歩踏み込んで「一緒 にやりませんか?」という呼びかけに変えてみませんか? Have a lot of fun ! -- _/_/ Satoru Matsumoto - openSUSE Member - Japan _/_/ _/_/ Marketing/Weekly News/openFATE Screening Team _/_/ _/_/ mail: helios_reds_at_gmx.net / irc: HeliosReds _/_/ _/_/ http://blog.geeko.jp/author/heliosreds _/_/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org