At Tue, 09 Jun 2009 23:40:51 +0900, Satoru Matsumoto wrote:
opensuse-ja ML ご購読の皆様へ
Subject の通り、OBS の M17N:Devel リポジトリにて現在 anthy と scim-anthy の新しいバージョンのパッケージが公開されています。 http://download.opensuse.org/repositories/M17N:/Devel/
あくまでテスト目的の公開となりますことを先にお断りしておきますが、できれ ば実際に使っていただき、何か不具合が見つかりましたらフィードバックしてい ただけるとありがたいです。
なお、この更新に伴い anthy のデフォルトコーディングが UTF-8 に変更されま した関係で、旧版で使われていた ~/.anthy 以下の内容との間で互換性が損なわ れる可能性があります。更新される場合は、アップグレードした後に ~/.anthy を一旦削除ないしはリネームするようにしてみてください。
日本語訳とこちらへの転送、ありがとうございます > 松本さん
また、同リポジトリには他に UIM 関連、新ライセンスの IPA フォントなどが配 置されています。これらについてもテストしていただけると幸いです。
uim はとりあえずビルドしただけ、というものですので、まだ地雷だと思います。 ご注意下さい。
# 新 IPA フォントについては Qt アプリでアルファベットが全て # 全角表示されてしまうなど、いくつかの不具合が報告されていますので # ご使用の際はご注意ください。
こっちはまだ直ってないですね。
【M17N プロジェクトの開発/メンテナンスに協力してくださる方募集】
このお知らせで触れた M17N:Devel リポジトリというのは、主に CJK を扱う M17N プロジェクトのサブプロジェクトとして先日立ち上げた開発/テスト用途の ものです。日本語の取り扱いに関連する主要なパッケージについては今後ここで テストした後、M17N リポジトリで広く公開されていくことになると思います。
なりゆきで私もメンテナの一人として名を連ねていますが、実際のところは今か らパッケージ作りの方法などイチから勉強しなければいけないという、なんとも 頼りない状態です。ですが、このリポジトリを作った一つの意義は、そういった 新米パッケージャ、メンテナが経験値を積み重ねることができるという点にもあ ると理解していますので、力が足りないことは承知の上で加わらせていただいて います。
もし興味があるという方がいらっしゃいましたら、是非お知らせください。一緒 にイチから勉強して、経験値を積んでいってみませんか?
もし需要があるようでしたら、IRC ででも OBS / OSC のチュートリアルを
開こうかと思うのですが、どうでしょう?
OBS はかなり遊び勝手の良いシステムで、登録されたユーザーはどなたでも
自由にパッケージを作れますし、またそれを SUSE の純正パッケージに
フィードバックすることも可能です。ですから、今までよりもはるかに直接
バグフィックスなどを投げることができます。
日本語周りは現在何かと不便していることがあるかもしれませんが、この際
日本語ネイティブの人達で色々直したり、パッケージを増やしたりしていけれ
ば良いですね。
何か不足しているパッケージとかバグフィックスなどがあれば、是非このML上
でもご報告下さい。
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Takashi Iwai