Mailinglist Archive: opensuse-ja (152 mails)

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[opensuse-ja] システム情報の収集について (wa s: Re: [opensuse-ja] Re: RAID1で起動 できない)
  • From: Satoru Matsumoto <helios_reds@xxxxxxx>
  • Date: Tue, 15 Jul 2008 11:01:13 +0900
  • Message-id: <487C04E9.30108@xxxxxxx>
松本です。

直接解決に結びつく話ではありませんが、参考までに。

奈良@佐藤さんのお話では、もう何十回もインストールのやり直しをされたとの
ことですが、何を比較検証するためにどこの設定を変えてやり直すのか、意図を
もってやり直すのであればいいのですが、闇雲に何度も同じことを繰り返すだけ
になってしまうなら、あまり効率がいいとは言えません。

# まぁ、インストール作業を何十回も繰り返すことで
# 「ここまでだったらもう目をつぶっていてもできるようになった」
# となれば、それはそれで無駄なことではないと思いますが。

それと、細かい部分でいろいろ設定をいじっているとなると、他の方からのレス
は「報告されている設定だとして…」ということが前提となっているはずですの
で、話が食い違ってきてしまう可能性も出てきます。


…で、以下は奈良@佐藤さんに対してだけではなく、まだご存じない方がいたら
その方々にも知っておいていただくと何かと便利かな、という情報です。

SUSE には、標準で siga というパッケージがインストールされるようになって
いて、それはその名の由来(System Information GAthering)の通り、システム情
報の詳細をテキスト及び HTML として書き出してくれるツールなのですが(詳し
くは、man siga してみてください)、最近新しく supportconfig というツール
が供給されるようになっていまして、それを使うとかなり詳細にシステム情報を
収集することができて、障害解析の際には非常に役に立ちます。

導入方法は簡単です。

(1) Novell:NTS リポジトリに置かれている ntsutils と
supportconfig-plugins というパッケージをインストールします。
http://software.opensuse.org/search?p=1&baseproject=ALL&q=ntsutils
http://software.opensuse.org/search?p=1&baseproject=ALL&q=supportconfig-plugins

(2) 上記をインストールしたら、root 権限で以下のコマンドを実行します。

# supportconfig

(システム情報を収集し、書き出すためにしばらく待たされます)

(3) 終了すると、/var/log 以下に
nts_$HOSTNAME_YYMMDD_hhmm.tbz
という圧縮ファイルができあがります。($HOSTNAME の部分には hostname コマ
ンドで得られる値が、YYMMDD_hhmm の部分にはその時点の年月日、時刻が代入さ
れます--以下同)

(4) /var/log 以下にあると、root 以外では読み取りできませんので、一般ユー
ザで確認したい場合はどこか適当な場所(以下の説明では、/tmp 以下とします)
にコピーして、解凍します。

# cp /var/log/nts_* /tmp/
# cd /tmp
# tar xvfj nts_*.tbz

(5) 解凍すると、nts_$HOSTNAME_YYMMDD_hhmm というディレクトリができ、その
中には各種の情報がテキストファイルとして書き出されています。


…今回のようなケースだと、それらの中の hardware.txt、modules.txt、
boot.txt あたりを見るとかなりの情報が収集できると思います。書き出されて
いる内容については、個々のケースでは必要のないものも含まれ冗長になってい
たりしますし、また、いずれも何かのコマンドの出力結果だったりログだったり
するので個別で収集すれば済むものなのですが「○○の結果を見せてください」
「××の中身はどうなっていますか?」という問いに対して個別に(かつ、小出し
に)情報が提供されていくくらいなら、上記のテキストをまとめて晒していただ
いた方が分かりやすかったりします。

# 今回の一連のやりとりでも、もっと早い段階でこのへんの情報収集手段を
# お伝えして、必要な情報を提供してもらっておけばもう少し効率的な
# やりとりができたかもしれないな、と、今更ですが感じています。

まぁ、奈良@佐藤さんに限らず、時間があるときに supportconfig を実行して
みてどんな情報が集まるのか覗いてみるだけでもいろいろ勉強になりますので、
よろしかったら一度お試しください。

# SLE で Novell のサポートを受ける際など「何はともあれ siga(あるいは
# この supportconfig)の出力結果を送ってください。話はそれからです」
# …となるのではないかと思います。

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