松本です。 先のメールに書き忘れてたのですが、この件については他にもいろいろな「解」 がありそうで、たとえば日本語だけじゃなく iconv で扱える文字コードならど れでも対応できそうなパッチを公開してくださっている方がいます。 http://www.coara.or.jp/~sudakyo/dasworksrpms.html#unzip で、ここのパッチを、山中さんが紹介してくれている手順で当てることができる か確認してみようと思い立ち、unzip.spec を編集しましたところ… %changelog <snip> * Thu May 03 2007 - pth@suse.de - Add patch from Takashi Iwai that adds a new option (-S) to unzip and infozip that disables file name translation (#267901). …なる記載が。もう一年以上前に Iwai さんが対応してくれてたんですね(笑)。 もちろん shift-jis なファイル名のファイルを含む ZIP アーカイブを日常的に 処理しなくてはいけない人の場合はパッチを当ててカスタマイズしてしまった方 が面倒は少なくなるかもしれませんが、openSUSE デフォルトの unzip のままで も -S オプションを付けて展開すれば、その後 convmv でリネーム可能です。 # hitoさんが紹介してくれていた # https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/unzip/+bug/203609 # …から持ってこれる「日本語.zip」にて確認しました。 独自のパッチを当てることにより何か副作用があるのかないのか気にしなくては いけなくなったり(unzip コマンドそのものは、いろいろなスクリプトの中で呼 び出されている可能性が高そう)、頻度はかなり低いと思いますが今後 unzip の アップデートがある度にカスタマイズしなければならなくなる可能性を考えるな ら、-S オプションでやりくりする…でもいいのではないかと思います。 # いや、別にいじってみることを否定しているわけではありませんので # 誤解はなさらないでください。 # 単に「パッチを当てて再構成することを推奨する」積極的な理由は # ないのではないかと感じたまでですので…。 -- □●□ _/_/_/ To be Happy! _/_/_/ □□● _/_/ Satoru Matsumoto _/_/ ●●● _/ helios_reds@gmx.net _/ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org