皆様、明けましておめでとうございます。 NHKのリンクが三日もたたずに切れてしまいましたので、要約を貼り付けさせて 頂きます: 「教育用PC リナックスで再生 ことしインターネットを安全に使うことができ なくなったウィンドウズ98などのパソコンが、全国の公立学校だけで40万台 に上りましたが、経済産業省は来年度から、「リナックス」と呼ばれる無償の基 本ソフトを利用して、こうしたパソコンを再生させる事業を始めることになりま した。 (12月30日 18時48分) 」 松本さんwrote:
ニュースで伝えられていたのはあくまで「Win 98/Me のインストール されている古いPCの再活用」が主旨のようですから、おそらく実装 されているメモリは64MB そこそこかと。それだと、残念ながら今の SUSE 標準ではまともに動いてはくれないでしょうね。(かなりスリ ム化してカスタマイズしないと…)
バルク品を256MB追加するくらいなら大した投資にはならないはずです。 中古メモリなら数百円ですが、正規の予算では難しいでしょうね。
また、「無償」というのがキーワードになっているようですから、 直接的にはビジネスチャンスとまではいかないかと思います。
たしかに、SUSE Linux Enterprise Desktop 10を販売するのは難しいでしょう ね。そうは言っても実際上はサポートや最低限、担当教員に対する講習は不可欠 です。有償サポートの官需は増えるのではないでしょうか。 参照: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060510/237418/?ST=oss
そうやって、WindowsよりもLinuxの方が慣れている…という世代が 育っていけば、社会に出て仕事をする際のツールとしてSUSEが選択 肢として挙げられる可能性も高まっていくでしょうから、そういう 意味では長い目で見れば「チャンス」なのかもしれません。
「うちの課長まだWordしか使えないんだよ。おかげでオレまでWord使わされて迷 惑だよ」なんて世代がやがて育ってくるかもしれませんね。 財政破綻状態の自治体が増えてきているので、少なくとも町村役場には意外と早 く普及するかも知れません。 例えば、「給与水準全国最低に 王滝村」 http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000612270002 増税前に削るべきムダは思いきって削る、というのが政治家の流行文句ですが、 ソフトウェアライセンス料の大半は削るべきムダだと思います。 藤巻晴行 --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org