-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA1 松本です。いろいろ手間をとらせてすいません。 Takashi Iwai wrote:
>>> scim-32bit をインストールして firefox を再起動してみて下さい。 >>> もしこれで直るようであれば XIM 周りのバグ、ということになりますね。 >> scim-32bit を追加でインストールしただけでは(当然、その後 SuSEconfig、 >> ldconfig も実行し、scim も再起動したうえですが…)、問題は解消しませんでした。 > ふーむ、一応入力が on the spot になっていることをご確認下さい。 > XIM であれば over the spot なはずですので。 qtconfig で確認しますと、XIM Imput Style は On The Spot となっていますね。 firefox は GTK2 ですので、違う設定なはずですよ。 ??? skim の設定で、Xウィンドウのところでも On the Spot に設定されています が、何処か違うところを見なければならないのでしょうか? scim/skim 上の XIM の設定は、実際には使われてはいない模様です。 最新版の scim ではこの項目は既に削除されています。 skim はまだそこに追い付いていない、という状況ですね。
ちなみに
% GTK_IM_MODULE=xim gnome-terminal
を実行するとどうなりますか? ターミナル上に (gnome-terminal:4551): Gdk-CRITICAL **: gdk_gc_get_colormap: assertion `GDK_IS_GC (gc)' failed とは表示されますが、gnome-terminalが立上り、Shift+Spaceなどでscim-anthy が起動し、日本語入力、変換ができます。On the Spot なのか、Over the Spot なのかは、どこで見分けるのでしょうか?
実際に入力してみれば分かるはずですよね。 on-the-spot の場合は、「その場」でプリエディット文字列が表示されます。
これは、その通りの挙動ですから、On the Spot ですね。
ついでに、 % GTK_IM_MODULE=xim firefox & でFirefoxを起動して試してみましたが、やはり同じ現象(scim-anthyが起動して いる状態で「ファイル」→「プリント」と選択すると、Firefoxが落ちる)は再現 します。
64bit 環境で 32bit の firefox (GTK アプリ) を用いる場合、 scim-32bit がインストールされていない状態では /opt/gnome/lib/gtk-2.0/immodules 以下は空のはずです。(*/lib64/* にはも ちろん入っていますが) すなわち、この状態では入力メソッドとして fallback の XIM が用いられる ことになります。ですから、上記はまさに松本さんの最初の状態ということで す。
そういう事情があるため、先のメールに書いたように scim-32bit をインストー ルすることで何か変化がないか、と考えた訳です。もしそれで直っているよう であれば、XIM の周りの問題だと帰結できる、と。ただ、scim-32bit をイン ストールして GTK->SCIM 直でも発生するようであれば、他の問題、というこ とになりますね。
腑に落ちないのは、32bit 環境ではこの手の問題はあまり耳にしたことがなかっ たし、私の周りでも発生していない点です。firefox のバイナリ自体は同じは ずですから、異なる点といえば、32bit -> 64bit の変換が必要な部分、例え ば SCIM の通信部分や X lib などが考えられます。まあ、後者の可能性は低 そうですが…。あと、skim は使ってないので何ともいえませんが。
このスレッドの最初の報告をしてくれた kattsun さん、佐藤さんと同様、 Firefox 1.0.6、1.0.7 を使っていた時は、とにかくメニューバーにあるメ ニューから何かを選択して操作しようとすると、ほとんどの操作で Firefox が 落ちていました。1.5.0 を使うようになってからは、一見それが解消されている かのように見えていたので気にせず使っていたのですが、まだ問題が残っている ことに気がついたのです。 # まぁ、再現状況がはっきりしているので、印刷や印刷プレビューをしたい # 場合には、いったん日本語入力状態でなくしておけばいいんで、 # そのことをうっかり忘れなければ済むことではあるんですけれど…。 ちなみに、このやりとりで切替えるまでは、私も普段はskimを使っておらず、 ~/.xim.template を ~/.xim としてコピーしたうえ、例の export XMODIFIERS="@im=SCIM" export GTK_IM_MODULE=scim export QT_IM_SWITCHER=imsw-multi export QT_IM_MODULE=scim scim -d の部分のコメントを外して実行属性を与え、使っているだけでした。 先のメールにも張り付けましたが、strace のログの中の、-1 を返している open("/usr/lib/locale/ja_JP.UTF-8/LC_*", O_RDONLY) = -1 ENOENT (No such file or directory) …でちょっと見てみましたら、/usr/lib/locale/ja_JP.utf8 と、ディレクトリ名 の "UTF" の部分が "utf" と小文字になっているんですが、これが影響している 可能性ってありますでしょうかねぇ。 # プリントやプリントプレビューで落ちることとの関連性は # 想像つきませんけれど…。 - -- □●□ _/_/_/ To be Happy! _/_/_/ □□● _/_/ Satoru Matsumoto _/_/ ●●● _/ helios_reds@gmx.net _/ -----BEGIN PGP SIGNATURE----- Version: GnuPG v1.4.2 (GNU/Linux) Comment: Using GnuPG with Mozilla - http://enigmail.mozdev.org iD8DBQFD0SqZXnHIfHE6+z0RAtvoAJ0Rq0vCvokAbYX8WvsDhDx1Ue0bKgCggGXu Fsy19AVirFcBcKK3QeCs9ek= =0fQy -----END PGP SIGNATURE-----