yamk です。 SUSE 9.2 で手持ちの無線 LAN カードを使おうとしたときに、以前から以下の 問題が出ていたのですが、なんとか解決したので報告しておきます。 ■ハードウェア 無線 LAN カード: NETGEAR WG511T (Atheros AR5212) 802.11b/g CardBus 無線 LAN AP: NETGEAR WGT624 ■症状 ・AP を WPA-PSK モードにし、SUSE 9.2 YaST のネットワーク設定で ESSID,PSK を設定しても接続できない ・Windows XP で同様の設定にすると接続できている ・AP を WEP キーモードにし、YaST のネットワーク設定で ESSID, WEP キーを設定 すると、接続できる XP なら設定できて、wpa_supplicant に機能があるのに設定できず残念だったの ですが、/usr/share/doc/packages/wpa_supplicant/README を読んでサンプルの とおり手動で設定してみたところ、あっさりと WPA-PSK モードでも接続できる ようになりました。再起動時にも自動で設定されるように、以下のようにして みました。 ■解決方法 ・/etc/sysconfig/network/scripts/ifup-wireless-wpa に以下のパッチを当てる --- /etc/sysconfig/network/scripts/ifup-wireless-wpa.ORG 2004-10-26 21:31:15.000000000 +0900 +++ /etc/sysconfig/network/scripts/ifup-wireless-wpa 2005-03-28 23:50:07.561540184 +0900 @@ -144,6 +144,7 @@ ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant network={ ssid="$WIRELESS_ESSID" + scan_ssid=1 psk="$WIRELESS_WPA_PSK" key_mgmt=WPA-PSK } 他のカードの組合せを持っていないので、この修正が正しいかどうかは不明です。 念のため。 -- 山口健史 (YAMAGUCHI Kenji)