M. Takeyamaです。
#NTPに関して解説モード。
On Fri, 14 Jan 2005 03:20:40 +0900
koyama
k7-koyama です。
「NTPクライアント」の意味合いがkoyamaさんの考えてる事とは微妙に違ってる んじゃないでしょうか。 NTPサーバーの動いているマシン(親)のNTPクライアント(子)として自ホストをセッ トアップするんので......。 私はそう思ってましたけど。 というか他のNFSとか見るとその様な意味合いでつけてるような気がします.....。
NSFは、利用していないので、わかりませんが、 国立天文台なんかのNTPサーバーから見れば、稼働マシンは、 クライアントになりますね。 Yastの文言なんですけど, NTP(設定) or NTPクライアント(+ちょっとサーバ) というようなことになるかと思います。 #NTPの設定(/etc/ntp.conf)ですけど、サーバとしての設定、クライアント #としての設定 両方できます。 #yastからの設定できるのは、主にクライアント的な使い方なので #そうような名称になっていると理解します。
しかし、LAN環境なんかの、別のマシンから、時刻問い合わせを受ける場合は、 サーバーになると思ってます。
私の認識では、
クライアント--> /usr/sbin/ntpdate を cronで定期的にまわす xntpd は 稼働しない 設定は、crontab 1行編集 終わり
サーバー --> 時刻問い合わせを受ける相手に対して 制限事項を加える ntp.conf デフォルトポリシーは、xxxxxx xxからのアクセスは、yyyを許可、zzz は無視細かく設定 xntpd を稼働 時刻同期の場合、ntp(デーモン)を使うとかなり正確で時刻 同期します。(たとえ単なるクライアントとして使っても) #ロジックがそうなっているから、
<ntpd(デーモン)とntpdateの違い --- 簡単違い> + ntpdate ・一発で時間を合わせる。 ・同期する上位のサーバの距離に誤差が依存する。 (近いサーバだと誤差が少ないが、遠いサーバだとそれりに誤差もでる) ・大きく時間ずれていても時刻同期ができる + ntpd(デーモン) ・一発で正確な時間を合わせることはない。 (正確に時刻同期するには、少し時間がかかる) ・同期する上位のサーバの距離に誤差が依存しない設計になっている。 (データ取得の伝播時間の平均値などを取って補正している) ・大きく時間ずれていると時刻同期ができない。 #過去(xntpdの時)に、40分ぐらいまで試したことありますけど、 #1日とか大幅に時間ずれている絶対同期できないと思う。 ntpdを使うかntpdateを使うかは、ケース by ケース ・トラステッドな時刻同期をやるなら --- ntpd ・単なる時刻同期でも正確性を求めるなら --- ntpd になると思います。 で、話を戻しますが、実際(現場運用)として、サーバ機能しか しないNTPサーバ(トラステッドな)は、stratum1だけですね。 stratum1以外は必ず上位のNTPのクライアントになるわけ で、そういう意味で”NTPクライアント”で十分なけでしょう。 最近は、アプラインアスのNTP(stratum1)サーバが あるわけで、GPSアンテナ+GPS受信装置+Unixサーバ という構成でstratum1なNTPサーバを作るチャンスって あまり無いように思えます。 #複数のピアーなstratum2を作るのだって、それなりに注意 #が必要ですから。(トラステッドになるような工夫(条件をそろえる)) ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/