M. Takeyamaです。
On Thu, 2 Dec 2004 13:27:41 +0900
Daisuke Kameda
On Thursday 02 December 2004 13:10, M. Takeyama(takezou) wrote:
しかし、Operaでは独自のwidgetを使っているので、 問題となったのでしょう。つまり、"setInputMethodEnabled(true)" という処理が行われていないのだと思います。 (http://doc.trolltech.com/3.3/qwidget.html#setInputMethodEnabled) [snip] toolkitという観点で物事をみた場合に、それてQTのバグじゃない #Qtにあらかじめ用意されているwidgetを使っている場合や #最新のKDEのwidgetを使っている場合などでない場合も #対応して欲しいと思います。(単純に)
これは、本来の仕様にそった動作です。 以下のドキュメントを参照してください。 http://doc.trolltech.com/3.3/qwidget.html#inputMethodEnabled-prop 「本来の仕様にそった動作です。」という主張は、 メーカ(trolltech)側や開発者(immodule for Qt)側の意見だと思います。 #それが、100%悪いとは思っていませんけど。
ただ、SUSE 9.1(qt3-3.3.1-33(kde-3.2.1))の環境において、 Opera7.54(shared版)が動作して。 SUSE 9.1(qt3-3.3.3(kde-3.3.1))の環境においては、 Opera7.54(shared版)が動作しない。 というような、”immodule for Qt”を起因とするような問題は 発生しているわけで... もし、原因が、qt3-3.3.3の”immodule for Qt”のパッチの影響 ということであれば、”immodule for Qt”のパッチを一旦外すべき ではないか。 #”一旦外す”ということは、”immodule for Qt”のパッチを否定 #することではありません。 #問題がクリヤした段階(十分に安定している)というときに #また取り込んでもらっても良いわけですし... ”immodule for Qt”のパッチ付きパッケージは 別途有志(個人からでも、団体からでも)が提供可能なはずだと思います。 #別途供給ルートを作れば良いわけで、そんなにこだわる必要は #無いのではないかということです。
メッリト/デメリットと総合的に判断した場合、現段階では、 ”immodule for Qt”のパッチを外すべき(もし、それが今回の原因なら) #”immodule for Qt”を支持しないという意味ではありません。
解決するには、Operaのstatic版を使うか、Qtに当てている パッチを少しいじる必要があります。
変更は、isInputMethodEnabled() の返り値を チェックしている箇所を削除することです。
それは、個人で可能なのかもしれませんが...
数行程度のパッチになるので、個人も何も、 immodule for Qt のパッチを外すくらいなら、 その修正を施した方がましです。 いろいろな考えがあるわけそれを否定しません。
私の考えも単なる一つの考え方ですから。 #SUSE Linux(デストロして)どうあったら良いかという1つの提案に #しかすぎません。 P.S. (強引な裏技) KDE projectで公開しているSUSE 9.1用の qt3-3.3.2のバイナリーパッケージ を無理やリ突っ込んだところ、Opera 7.60P3(shared版)が動きました。 #(qt-x11-immodule-unified-qt3.3.3-20040910.diff は入っていないです) #(rpm -Uvh --oldpackage --nodeps *.rpm)のようなコマンドを使って ftp://ftp.kde.org/pub/kde/stable/3.2.3/SuSE/ix86/9.1/ qt3-3.3.3-34 qt3-devel-3.3.3-34 qt3-devel-tools-3.3.3-35 qt3-non-mt-3.3.3-34 | V qt3-3.3.2-6.i586.rpm qt3-devel-3.3.2-6.i586.rpm qt3-devel-tools-3.3.2-6.i586.rpm qt3-non-mt-3.3.2-6.i586.rpm ----- M. Takeyama __________________________________ STOP HIV/AIDS. Yahoo! JAPAN Redribbon Campaign http://pr.mail.yahoo.co.jp/redribbon/