今井です。 木曜日 07 10月 2004 23:09、Takashi Iwai さんは書きました:
確かに、便利そうですね。実装は、意外に難しいと思いますけど。
現状でもインストーラのパッケージの選択時に容量計算して、使用率とかを 棒グラフで表示してるのでそれほどでもないのではと思ったのですが。
パッケージでインストールされるファイル以外に、データ領域として使われる ディレクトリ (/var とか) にどの位余分を与えるのか、また、パッケージを 追加インストールする必要があるのか、アップデートする予定はあるのか、 などなど。細かくすると、 ですんでパッケージの実使用サイズの合計値をインストーラに出してもらって あとの余裕の持たせかたは使う人まかせでいいんじゃないかと。 追加でアプリ入れてそれがあとどのくらい食いそうだから余裕をこれだけ持たせ ようとか。 あとは新規インストール時に各パーティションで使用率が80%を越える様な状況 を作りたくない時とか20%は確実に空きになる様に指定する様にしたらどうかと。
あと、以前言われていたような「パーティションを細かく分割する」ことの 異義について、最近はちょっと違和感を覚えています。 確か、 ・パーティションを細かく切った方がパフォーマンスが良い ・壊れにくい といった理由だったと思うのですが、FS が journaling する現在、 大きなパーティションでいいじゃん、とか思うのですよね。
メンテナンスとか考えるとでっかいパーティションだとなにかと苦しむ場合が....。 前は160+250GBx2なんていうLVM環境下でボリュームを平気で作りましたけど、 今はそういう事をしないようにしてたりします。 そのボリュームを復活させるまでの時間がかかりすぎますので。 LVM and ソフトウエアRAID関連のドライバか何かだったと思うけど、システム シャットダウン完了直前の最後までファイルシステム握っててReiserFSが壊れて しまうケースが9.1であって、そういう場合、データをフルレストアしたりする 事が必要だったりした場合がありました。(まっさらになったので) この様な場合、例えば380GB位のデータをrsyncでデータ転送すると一晩位かかっ たりしましたので。 後はそれぞれの使用率とかがすぐ簡単に判るのも大きいんじゃないかと。 全部いっしょくただとduコマンド使ったりとかして求める訳ですけど、 すぐ結果が得られる訳じゃないですし。
わたしはパーティション分割に頭使うのが面倒なのでいつも / しか 作らないです。経験からある程度は導き出せるけどそんな事を覚えたり メモってるわけじゃないのでね。
同じく。 / と /home、あとは他のデータ用のパーティションくらいですね。
私の場合は自分のWebサイトにそのメモが。後はそれを基準に増減。 サブマシンの方は/と/homeのパターンですね。 本当はある程度細かくしたかったけど....。 サブマシンの存在目的でメインマシンのデータ保管で、こちらは復旧 させるための時間の方はあえて度外視し、如何にオペレーションを簡 単にするかというこに注意してやったため、一枚の大風呂敷みたいな 形にしてあります。
ホーム以外の容量ならある程度予測できそうですね。 基本的には、インストール後大きく膨れるのは /var くらいですから、 /tmp と含めて 500MB〜1GB 程度あれば十分ですね。
マルチメディア系のデータは特に容量を食いつぶすので、 エンドユーザーをターゲットにしているなら明記する数値を 引き上げることも考えてみてはいかがでしょう?SUSEさん。
その手の (ユーザーの) データを考慮すると際限ないと思いますよ。 それこそ千差万別ですから。 私なんか Mailbox だけでも 1.5GB 喰ってますしね :-)
/homeとかは完全に使用者次第なのでシステム回りのパーティション だけでも有る程度参考値出してもいいんじゃないかなぁと。 壁紙とか/opt/kde3に突っ込む様な人の場合だと、/optも結構使いそう。 私の場合は/optに放りこむアプリとか結構あったので、/opt元々5Gだっ たけど今現在10Gまで増やしましたし。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~