At Thu, 19 Jun 2003 20:24:37 +0900, takezou wrote:
M. Takeyama です。
On Wed, 18 Jun 2003 16:21:43 +0200 Takashi Iwai
wrote: [...]
P.S. 個人的な、SuSEヘの要望として2点ばかり。 #良い意味で、改善して欲しいと願っています。
・特定のアプリにおいて(例として、sambaのJP版)みたいな日本ローカライズ版 は必ず必要だと思います。 ---- 必要なら自分で作れば良いわけですけど。
いやぁ、これが結構厄介なところで…。 SuSE としては、なるべく統一パッケージで望みたいわけでして、できれば localize 版よりは i18n モノを使いたいわけです。 パッチを当てて、一つのパッケージで済むのなら、その方が良い、という 判断です。
ところで、samba の JP版 ですが、upstream に取り込まれる可能性はあるの でしょうか? パッチという意味でしょうか? それとも日本語ソースファイルのアーカイブ? (オリジナルソース+ 日本語パッチ+日本語メッセージフ+日本語helpなど)
パッチの方です。 もちろん、日本語リソースも取り込み可能ならば upstream に入っていると ありがたいのですが、そうはいかない場合が多いですしね。
sambaの日本語化のローカライズは日本sambaユーザー会が行なっています。 samba.org(本家)の開発者(or メンテナー)として、たかはし もとのぶ(高橋基信) さんがおられて日本語パッチはupstream に取り込まれているようです
なるほど。
日本sambaユーザ会のパッチの管理の仕方を十分把握していませんが、 現時点では、日本語版は、日本語ソースファイルからrpmを作成する のが一般的だと思います。--- 作る側は一番楽。
sambaに限定して言えばlocaleに合わせてswat(webベースの管理ツール)、 sambaのdefault設定ファイル、各種テンプレート、help, docが各国 ごとパッケージングされていているi18n-rpmみたいなものとsambaコアRPM に分かれていて、インストール時などで選択するようになっていない限り 統一版のi18nモノは難しいと思います。 #当面は、localize 版も平行して存在する必要があると思います。
了解しました。 要は、core-package + sub-package(s) の形でないと、インストーラでの扱い がすごく面倒になるので、samba の様な主要パッケージでは、パッケージをダ ブらせるのは、特に嫌がられるのです。 ということで、samba 関連の同僚に聞いてみます。 あまり期待しないで待っていてください :-)
samba3では、HEX, CAPの機能が取り込まれなかったので、別途日本語 パッチを準備することが必要になったようです。
バージョンアップの際には、いつも注意が必要ですね。
・Suse-securityチームが最初に発見したようなバグ対応は 早いけど、それ以外のモノは全体的対応が遅いと感じます。 いろいろなプラットフォーム(i386, ia64, sparc, ...)に 対応するのに時間が必要なのはわかりますが...
確かに。 内部の人間もそう思ってます :-) そうですか。 それでは、良い意味でもforkしたパッケージがあった方が良いかも。
いや、fork すると対応する数が増えるので、逆に時間が倍になるだけの
ような…。
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Takashi Iwai