はじめまして、齊藤と申します。 12月29日よりSUSE Linuxを使い始めました。 新参者ですが、WindowsからSUSEにメインマシンを乗り換え ようと設定の移行を頑張っております。よろしくお願いします。 USBの外付HDDの自動マウントに関して、下記の2点、 皆さんの知恵をお借りしたいと思っています。 1.3台の外付USB HDDを同時に1台しか自動マウントできない 2.ReiserFSの外付HDDがファイルシステムを自動認識できない 現状:SUSE 9.2 (Kernel 2.6.8-24) 本体のFS:ReiserFS 外付HDD1:Maxtor製、Century製のHDケース、FSはNTFS 外付HDD2:Maxtor製、Century製のHDケース、FSはReiserFS 外付HDD3:Seagate製、Century製のHDケース、FSはNTFS (HDケースはいずれもCentury CSZ35U2) 1の問題に関して 問題の状況: 3台の外付HDDを同時に使おうとすると、最初に認識した1台 しか自動マウントされません。 その1台のデフォルトのマウントポイントは、 /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1。 再起動して1台ずつ個別に試したときも3台とも、 /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1に デフォルトでマウントポイントが指定されました。 原因の予想: SUSEはデフォルトでは、USB HDDを/media/(HDケースの型番)に マウントポイントを指定するようで、3台ともHDケースが全く 同一のメーカー・型番のため、マウントポイントの競合が発生し、 一度に1つしかマウントできない? (違うHDDケースがないため検証はできないですが、USBフラッシュ メモリは別個にマウントできていました) 現状の対処: 自動マウントはできていなくても認識はできているので、毎回 接続時にYaSTの「ディスクの分割」かmountコマンドで、 /dev/sda2、/dev/sda3をそれぞれ任意のマウントポイントを 指定して手動でマウントしています。 やりたいこと: 毎回YaSTやコマンドで設定することなく、3台同時接続時に、 それぞれ自動マウントさせたい。(マウントポイントは任意の 場所でかまいません) 試したこと: /etc/fstabに、以下のように追記していったのですが無視されました。 /dev/sda1 /hogehoge ntfs ro,users,gid=users,umask=0002,nls=utf8 0 0 /dev/sda2 /hogehoge2 ・・・・ YaSTを使って同様にマウントポイントを指定してもダメでした。 ------------------------------------------ 齊藤 貴義 Mail mail@mirai-city.org Web http://www.mirai-city.org ------------------------------------------
齊藤です。 続きを書かせていただきます。 2の問題に関して。 問題の状況: ReiserFSの外付HDDを自動マウントして、アクセスしようとすると ファイルアクセスに非常に時間がかかる。20秒くらい待たされたり、 Xが落ちてしまったりする場合もある。待たされている間、HDDから 異音がする。 原因の予想: 自動マウントの場合、ReiserFSをReiserFSとして認識できないようです。 以下、ReiserFSのUSBをつけたときのmountコマンドの実行結果。 (/etc/fstabには何も追記していない状態です) /dev/sda1 on /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 type subfs (rw,noexec,nosuid,nodev,sync,procuid,iocharset=utf8) 現状の対処: ReiserFSの外付HDDをつけるたびに、mount -t reiserfs・・・を 使ってマウントしなおしています。こうするとファイルアクセスが 遅くなることはないし、異音もしなくなります。YaSTでの変更でも同様。 やりたいこと: 毎回YaSTやコマンドで設定することなく、ReiserFSの外付を ReiserFSとして自動マウントさせたい。 試したこと: /etc/fstabに以下のように追記。 /dev/sda1 /hogehoge reiserfs acl 0 0 先ほどの三台同時接続問題と状況を切り離すために、1台接続で 起動させてみたのですが、無視されました。 何とか色々自動化できないかと頑張っています。 #余談ですが、自分がLinuxを使い始めると思ってなかったので、 自宅にカラーレーザープリンタLBP-1410とか、テレビキャプチャ ボードのMTV2000とか導入していました。いずれもWinかMac しかドライバが提供されておらず、何とかSUSEで認識できないか と格闘しております。こちらも同じ環境で自動認識に成功した方が もしいらっしゃったら、教えていただけると嬉しいです。 ------------------------------------------ 齊藤 貴義 Mail mail@mirai-city.org Web http://www.mirai-city.org ------------------------------------------
At Tue, 11 Jan 2005 21:13:20 +0900, SAITO TAKAYOSHI wrote:
1.3台の外付USB HDDを同時に1台しか自動マウントできない 2.ReiserFSの外付HDDがファイルシステムを自動認識できない
ふーむ、どちらも明らかなバグのようですね。bugzilla に報告しておきます。 とりあえず /etc/sysconfig/hotplug で HOTPLUG_DO_MOUNT=no として、 自動マウントを外して、/etc/fstab に手動でエントリを追加する、というの が安全かもしれません。
#余談ですが、自分がLinuxを使い始めると思ってなかったので、 自宅にカラーレーザープリンタLBP-1410とか、テレビキャプチャ ボードのMTV2000とか導入していました。いずれもWinかMac しかドライバが提供されておらず、何とかSUSEで認識できないか と格闘しております。こちらも同じ環境で自動認識に成功した方が もしいらっしゃったら、教えていただけると嬉しいです。
LBP1410 の方はそのまま動きそうな気がするのですが、YaST で CUPS の設定
できませんでしたか?
TV カードの方も YaST で検出できない場合は、ドライバ対応していない (ま
たは存在していない) ので、面倒ですね。何か別のデバイスとコンパチである
ことが分かっている場合は、sysfs 経由で PCI ID を手動で動的に追加して認
識されることも可能です。
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Takashi Iwai
Takashi Iwaiさん、返信ありがとうございます。
ふーむ、どちらも明らかなバグのようですね。bugzilla に報告しておきます。
ありがとうございます! 2のReiserFSの問題に関しては、SUSEの設定の問題なのか、 カーネル2.6でそうなっているのか判断つきかねていたのですが。
とりあえず /etc/sysconfig/hotplug で HOTPLUG_DO_MOUNT=no として、 自動マウントを外して、/etc/fstab に手動でエントリを追加する、というの が安全かもしれません。
ありがとうございます。3つ同時に認識できない問題は何とか なるのですが、ReiserFSで異音がするのはちょっと不安な部分 がありまして。しばらくは自動マウントをはずして様子を見て みようと思います。 ちなみにReiserFSを自動で/dev/sda1にデフォルト設定で 自動マウントすると、何かファイルにアクセスするたびに 毎回以下のログがsyslogに出ます。 linux kernel: ReiserFS: sda1: found reiserfs format "3.6" with standard journal linux kernel: ReiserFS: sda1: using ordered data mode linux kernel: reiserfs: using flush barriers linux kernel: ReiserFS: sda1: journal params: device sda1, size 8192, journal first block 18, max trans len 1024, max batch 900, max commit age 30, max trans age 30 linux kernel: ReiserFS: sda1: found reiserfs format "3.6" with standard journal linux kernel: ReiserFS: sda1: using ordered data mode ・・・・・・・
LBP1410 の方はそのまま動きそうな気がするのですが、YaST で CUPS の設定 できませんでしたか?
こちらもUSBで接続していて、CUPSの設定も色々いじっている のですが、テスト印刷を行おうとするとプリンタのトナーのドラム が動くのですが、その後印刷まで行かず止まってしまいます。 もう少しログなども見ながら状況が把握できたら、ご報告したい と思っています。 ------------------------------------------ 齊藤 貴義 Mail mail@mirai-city.org Web http://www.mirai-city.org ------------------------------------------
At Wed, 12 Jan 2005 23:33:20 +0900, SAITO TAKAYOSHI wrote:
ちなみにReiserFSを自動で/dev/sda1にデフォルト設定で 自動マウントすると、何かファイルにアクセスするたびに 毎回以下のログがsyslogに出ます。
linux kernel: ReiserFS: sda1: found reiserfs format "3.6" with standard journal linux kernel: ReiserFS: sda1: using ordered data mode linux kernel: reiserfs: using flush barriers linux kernel: ReiserFS: sda1: journal params: device sda1, size 8192, journal first block 18, max trans len 1024, max batch 900, max commit age 30, max trans age 30
linux kernel: ReiserFS: sda1: found reiserfs format "3.6" with standard journal linux kernel: ReiserFS: sda1: using ordered data mode ・・・・・・・
これらは通常のメッセージですね。
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Takashi Iwai
今井です。 水曜日 12 1月 2005 23:33、SAITO TAKAYOSHI さんは書きました:
ありがとうございます。3つ同時に認識できない問題は何とか なるのですが、ReiserFSで異音がするのはちょっと不安な部分 がありまして。しばらくは自動マウントをはずして様子を見て みようと思います。
ファイルシステムの種別まで自動でやってるからでは? subfsのマウントオプションでfs=で直接ReiserFS指定するとどうなります?
ちなみにReiserFSを自動で/dev/sda1にデフォルト設定で 自動マウントすると、何かファイルにアクセスするたびに 毎回以下のログがsyslogに出ます。
linux kernel: ReiserFS: sda1: found reiserfs format "3.6" with standard journal linux kernel: ReiserFS: sda1: using ordered data mode linux kernel: reiserfs: using flush barriers linux kernel: ReiserFS: sda1: journal params: device sda1, size 8192, journal first block 18, max trans len 1024, max batch 900, max commit age 30, max trans age 30
linux kernel: ReiserFS: sda1: found reiserfs format "3.6" with standard journal linux kernel: ReiserFS: sda1: using ordered data mode ・・・・・・・
そういう設定をしたからです。 subfs指定してるのだと思いますがsubfsってどんなのか理解できれば納得 いくはずです。 ファイルへのアクセスがあればマウントしに行きますしそうでなければアンマウ ントするのですが、ReiserFSの場合マウントしに行った時お喋りなので。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Masaruさん、Takashi Iwaiさん、返信ありがとうございます。
ファイルシステムの種別まで自動でやってるからでは? subfsのマウントオプションでfs=で直接ReiserFS指定するとどうなります?
取り違いがあったらすみません。 私の2通目のメールで、
以下、ReiserFSのUSBをつけたときのmountコマンドの実行結果。 (/etc/fstabには何も追記していない状態です) /dev/sda1 on /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 type subfs (rw,noexec,nosuid,nodev,sync,procuid,iocharset=utf8)
ReiserFSの外付HDDをつけるたびに、mount -t reiserfs・・・を 使ってマウントしなおしています。こうするとファイルアクセスが 遅くなることはないし、異音もしなくなります。
と書かせて頂いたように、デフォルトではsubfsでマウントされて いますが、毎回コマンドでファイルシステムをreiserfsに指定すると、 速くなくなるし、先のログも出なくなります。 本来の願いとしては、2通目のメールで書かせて頂いたような、
やりたいこと: 毎回YaSTやコマンドで設定することなく、ReiserFSの外付を ReiserFSとして自動マウントさせたい。
ということにあったのですが、やはり毎回コマンドかYaSTなど で設定した方がいいのでしょうか。(subfsとは何かについて 勉強してみます。現状では/etc/fstabでは、cdromとfddのみが subfsに指定されています) ------------------------------------------ 齊藤 貴義 Mail mail@mirai-city.org Web http://www.mirai-city.org ------------------------------------------
すみません、齊藤です。 先ほど、Masaruさん、Takashi Iwaiさんの方でご指摘され たかったのは、「subfsの動作自体はそのようなマウント・ アンマウントをするものであり、バグではない」ということ だったのかなと思い返しました。 主旨を取り違えてしまってすみません。 「何でもできるだけ完全な自動化」を考えてはいたのですが、 実質的に数分の手間隙だし、毎回マウントする作業をコマンド かYaSTで行って対応していこうと思います。
本来の願いとしては、2通目のメールで書かせて頂いたような、
やりたいこと: 毎回YaSTやコマンドで設定することなく、ReiserFSの外付を ReiserFSとして自動マウントさせたい。
ということにあったのですが、やはり毎回コマンドかYaSTなど で設定した方がいいのでしょうか。(subfsとは何かについて 勉強してみます。現状では/etc/fstabでは、cdromとfddのみが subfsに指定されています)
------------------------------------------ 齊藤 貴義 Mail mail@mirai-city.org Web http://www.mirai-city.org ------------------------------------------
At Thu, 13 Jan 2005 01:24:49 +0900, SAITO TAKAYOSHI wrote:
すみません、齊藤です。
先ほど、Masaruさん、Takashi Iwaiさんの方でご指摘され たかったのは、「subfsの動作自体はそのようなマウント・ アンマウントをするものであり、バグではない」ということ だったのかなと思い返しました。
カーネルに出ているメッセージは、ごく普通のメッセージで、reiserfs をマ
ウントすると必ず(?)出てくると思います。
ただ、その他の挙動、少なくとも、
・/media/usb* のパスが unique ではない
・fs (reiserfs) の検出が怪しい
という2点については、バグだと思われます。
最初のものは subfs とは無関係ですし、二番目のも subfs 自身の問題かとい
うと、ちょっと疑問です。
--
Takashi Iwai
今井です。 木曜日 13 1月 2005 00:53、SAITO TAKAYOSHI さんは書きました:
以下、ReiserFSのUSBをつけたときのmountコマンドの実行結果。 (/etc/fstabには何も追記していない状態です) /dev/sda1 on /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 type subfs (rw,noexec,nosuid,nodev,sync,procuid,iocharset=utf8)
ReiserFSの外付HDDをつけるたびに、mount -t reiserfs・・・を 使ってマウントしなおしています。こうするとファイルアクセスが 遅くなることはないし、異音もしなくなります。
と書かせて頂いたように、デフォルトではsubfsでマウントされて いますが、毎回コマンドでファイルシステムをreiserfsに指定すると、 速くなくなるし、先のログも出なくなります。
ちょっと誤解がある様なので.....。 「/etc/fstabファイルで」例えば /dev/sda1 /media/usbhdd subfs fs=reiserfs,procuid,nodev,nosuid,sync 0 0 とやっとくとどうなるかってことですね。 mountコマンドで-t reiserfsでログが出なくなるのは当り前です。 動的にマウント、アンマウントしないで、アンマウント指示が有るまでマウントし たままになるからです。 詳しくは「man mount」よりは「man submount」で調べてみるとよろしいかと 思います。 ただうちのマシンでは、subfsでマウントしたりしてるのってATAPI DVD-R/RW (fs=cdfss)とUSB FDD(fs=floppyfss)しかないのでfs=reiserfs試してませ んが.....。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
M. Takeyamaです。
#ちょっと、蒸し返しモードなんですけど...
On Tue, 11 Jan 2005 15:29:05 +0100
Takashi Iwai
At Tue, 11 Jan 2005 21:13:20 +0900, SAITO TAKAYOSHI wrote:
1.3台の外付USB HDDを同時に1台しか自動マウントできない 2.ReiserFSの外付HDDがファイルシステムを自動認識できない
ふーむ、どちらも明らかなバグのようですね。bugzilla に報告しておきます。
とりあえず /etc/sysconfig/hotplug で HOTPLUG_DO_MOUNT=no として、 自動マウントを外して、/etc/fstab に手動でエントリを追加する、というの が安全かもしれません。
過去のメールだとマウントポイント /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 ということでしたが、 hotplugで、デバイスの認識が正しく動作して、マウントポイントが ユニークになるということであれば、 (例えば) /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p2 /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p3 というような動き方が想定されるということでしょうか? 私の場合、過去にUSBメモリをマウントした時のディレクトリ 名が残っていましたが、 /media/usb-storage-xxxxxxxx:0:0:0p1 (xxxxxは数字) となっていました。 今回の現象で前提として、 USB HDD --- USB storageとしての設定が必要ということは ないのか?(ハードウェアーとして) #本当のところのハード側の設定はどうなっているの? OS(SUSE)のKernelからはどう認識しているか? #インフォセンター(USBデバイス)の情報などで何かわからないか? つまり、IDがユニークになる前提として正しくUSBデバイスが認識 って本当に大丈夫? #正しく認識されていれば、/media/usb-storage-xxxxxxxx # usbの文言の後に storage という文言がつくのではないか? ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/
At Mon, 17 Jan 2005 18:38:13 +0900, M. Takeyama(takezou) wrote:
M. Takeyamaです。 #ちょっと、蒸し返しモードなんですけど...
On Tue, 11 Jan 2005 15:29:05 +0100 Takashi Iwai
wrote: At Tue, 11 Jan 2005 21:13:20 +0900, SAITO TAKAYOSHI wrote:
1.3台の外付USB HDDを同時に1台しか自動マウントできない 2.ReiserFSの外付HDDがファイルシステムを自動認識できない
ふーむ、どちらも明らかなバグのようですね。bugzilla に報告しておきます。
とりあえず /etc/sysconfig/hotplug で HOTPLUG_DO_MOUNT=no として、 自動マウントを外して、/etc/fstab に手動でエントリを追加する、というの が安全かもしれません。
過去のメールだとマウントポイント /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 ということでしたが、
hotplugで、デバイスの認識が正しく動作して、マウントポイントが ユニークになるということであれば、 (例えば) /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1 /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p2 /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p3 というような動き方が想定されるということでしょうか?
そうですね。もしくは、他の数字の部分を変更する、などですね。
私の場合、過去にUSBメモリをマウントした時のディレクトリ 名が残っていましたが、 /media/usb-storage-xxxxxxxx:0:0:0p1 (xxxxxは数字) となっていました。
今回の現象で前提として、 USB HDD --- USB storageとしての設定が必要ということは ないのか?(ハードウェアーとして) #本当のところのハード側の設定はどうなっているの?
ハードウェア側の設定は必要ないはずです。 SCSI と異なり USB には固有の接続 ID は存在しませんので。 これが問題を多少厄介にしているのですね。 USB では接続が不順なため、persistent device name の定義にデバイスの ID を用いることになります。そこで、今回のように同一のデバイスが複数繋がっ た場合は、hotplug がそれらの識別をうまく行っていない、ということでしょ う。
OS(SUSE)のKernelからはどう認識しているか? #インフォセンター(USBデバイス)の情報などで何かわからないか?
上記のマウントポイントは、カーネルとは直接関係ありません。 userspace 側で勝手に想定したディレクトリですから。
つまり、IDがユニークになる前提として正しくUSBデバイスが認識 って本当に大丈夫? #正しく認識されていれば、/media/usb-storage-xxxxxxxx # usbの文言の後に storage という文言がつくのではないか?
/dev/sd[abcd] でマウントできている、ということですので、デバイス自体の
認識はされている、ということですね。
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Takashi Iwai
M. Takeyamaです。
On Mon, 17 Jan 2005 11:07:57 +0100
Takashi Iwai
つまり、IDがユニークになる前提として正しくUSBデバイスが認識 って本当に大丈夫? #正しく認識されていれば、/media/usb-storage-xxxxxxxx # usbの文言の後に storage という文言がつくのではないか?
/dev/sd[abcd] でマウントできている、ということですので、デバイス自体の 認識はされている、ということですね。 ちゃんとマウントできているということは、デバイスのマッピング (kernelなどからみたデバイスのリスト)がちゃんとできていて、 それで、何でマウントポイントがユニークにならないか? 同様な認識ロジックを使えば... #別々なロジック使っていてバグと言ってしまえば、以上おしまい #なんですけど...
私的には、iwaiさんの言われる「デバイスの ID」に デバイスのマップID(kernelが管理している)を付加した感じにすれば ユニークになるような気がします。 例) /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1-(デバイスのマップID) ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/
At Tue, 18 Jan 2005 12:47:38 +0900, M. Takeyama(takezou) wrote:
M. Takeyamaです。
On Mon, 17 Jan 2005 11:07:57 +0100 Takashi Iwai
wrote: [...]
つまり、IDがユニークになる前提として正しくUSBデバイスが認識 って本当に大丈夫? #正しく認識されていれば、/media/usb-storage-xxxxxxxx # usbの文言の後に storage という文言がつくのではないか?
/dev/sd[abcd] でマウントできている、ということですので、デバイス自体の 認識はされている、ということですね。 ちゃんとマウントできているということは、デバイスのマッピング (kernelなどからみたデバイスのリスト)がちゃんとできていて、 それで、何でマウントポイントがユニークにならないか?
ですから、カーネルは /media/xxxx というディレクトリとは直接関連してい ないのです。/media/xxxx というディレクトリ名を生成するのは hotplug の 役目で、bug は、hotplug にあるわけです。カーネルは、どのディレクトリ名 だろうと構わずマウントします。
同様な認識ロジックを使えば... #別々なロジック使っていてバグと言ってしまえば、以上おしまい #なんですけど...
その通り、単なる hotplug の bug ですね :)
私的には、iwaiさんの言われる「デバイスの ID」に デバイスのマップID(kernelが管理している)を付加した感じにすれば ユニークになるような気がします。 例) /media/usb-CENTURYCorporation-CSZ35U2:0:0:0p1-(デバイスのマップID)
本来、そんな感じで動くはずなのですが、mapping の scheme のどこかに bug
が潜んでいるのでしょう。
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Takashi Iwai
M. Takeyamaです。
On Tue, 18 Jan 2005 10:28:51 +0100
Takashi Iwai
/dev/sd[abcd] でマウントできている、ということですので、デバイス自体の 認識はされている、ということですね。 ちゃんとマウントできているということは、デバイスのマッピング (kernelなどからみたデバイスのリスト)がちゃんとできていて、 それで、何でマウントポイントがユニークにならないか?
ですから、カーネルは /media/xxxx というディレクトリとは直接関連してい ないのです。/media/xxxx というディレクトリ名を生成するのは hotplug の 役目で、bug は、hotplug にあるわけです。カーネルは、どのディレクトリ名 だろうと構わずマウントします。 くどくてすみません。
カーネルにこだわる理由として、 USBデバイスの情報は、カーネルが保持しているはず。 #実際の情報収集は、低レベル(ハードに近い)なファンクションが #やっていたとしても。 カーネルが保持しているデータがおかしい ===> Kernelとかデバイスに問題があるのでは? カーネルが保持しているデータがおかしくない & ユニークにならない ===> hotplugのバグ まずは、”cat /proc/bus/usb/devices”の結果と /media/xxxx を 比較すること(現象を正しく捕まえること) ということにいきつきました。 ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/
M. Takeyamaです。
On Tue, 11 Jan 2005 20:55:21 +0900
SAITO TAKAYOSHI
1.3台の外付USB HDDを同時に1台しか自動マウントできない 2.ReiserFSの外付HDDがファイルシステムを自動認識できない ”自動マウント”って紛らわしいのです。 autofs(automount)なのか、localファイルシステムのマウント (usbの場合は、hotplugを利用したもの)なのかがわかりずらいです。
現状:SUSE 9.2 (Kernel 2.6.8-24) 本体のFS:ReiserFS 外付HDD1:Maxtor製、Century製のHDケース、FSはNTFS 外付HDD2:Maxtor製、Century製のHDケース、FSはReiserFS 外付HDD3:Seagate製、Century製のHDケース、FSはNTFS (HDケースはいずれもCentury CSZ35U2) ちなみというか, 是非教えてほしいのですが... Kernelでは、これらのデバイスをどう認識しているのでしょうか? #syslogなどはどうなっていますか?
現状の対処: 自動マウントはできていなくても認識はできているので、毎回 接続時にYaSTの「ディスクの分割」かmountコマンドで、 /dev/sda2、/dev/sda3をそれぞれ任意のマウントポイントを 指定して手動でマウントしています。 それであれば、 ・起動スクリプトを作成して起動シーケンスの最後の方に 実行してあげる。 #MS-windowsの世界でも、システム起動後のスクリプト実行みたいなもの
・automountの設定をしてあげればそれですむかも。
やりたいこと: 毎回YaSTやコマンドで設定することなく、3台同時接続時に、 それぞれ自動マウントさせたい。(マウントポイントは任意の 場所でかまいません)
試したこと: /etc/fstabに、以下のように追記していったのですが無視されました。 /dev/sda1 /hogehoge ntfs ro,users,gid=users,umask=0002,nls=utf8 0 0 /dev/sda2 /hogehoge2 ・・・・ YaSTを使って同様にマウントポイントを指定してもダメでした。 これって、/etc/fstabの書き方自体に間違い(矛盾も)があるように思う ですけど... #ここらあたりは、これらのデバイスをKernelがどの時点で、どう認識 #しているかがわかればある程度切り分けがつくと思います。
これだと USBの外付HDDをSCSIデバイスとして取り扱っていると 思うですけど、そうするには、usbまわりのドライバーがロード されている前提って必要ないのでしょうか? 起動シーケンス的には、localファイルシステム(/etc/fstabをみて)の マウントがあって、その後、usbまわりのドライバーなんかがロード されるような気がします。 #LinuxだとUSBメモリーをブートデバイスとして利用するときなどは #BIOSなどで、特殊な設定しないと利用できなかった気がしますが... 元々,デバイスが違うなら、/dev/sda(/dev/sda1), /dev/sdb(/dev/sdb1) みたいな感じになるよう気がします。 #USBの外付HDDを使ったことがないので、あくまで推測。 /dev/sda1 --- scsi(第1デバイス)のスライス1 /dev/sda2 --- scsi(第1デバイス)のスライス2 ということになると複数のデバイスが一つのSCSI装置で別々のスライス としてみていることになると思います。 ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/
M. Takeyamaさん、返信ありがとうございます。 基本的にUSB HDDはデータバックアップ用なので、 運用上絶対必要なデータは入れていないのですが、使う場合は マシンと一緒に電源をつけることが習慣になっています。 起動中にHotplugで抜き差しすることはあまりありません。 (なら全部内蔵にしてしまえばいいのかもしれないですね。 ただ、たまにサブマシンに付け変えることがあって)
ちなみというか, 是非教えてほしいのですが... Kernelでは、これらのデバイスをどう認識しているのでしょうか? #syslogなどはどうなっていますか?
ブート時に認識するのと、ブート後にhotplugで認識させる のと、両方試したのですが、以下はブート時の認識のログです。 /var/log/messagesをみると、syslogが開始されたあと、 CD-ROMドライバとSWAPをマウントし、以下のドライバ をロードします。 # USB Universal Host Controller Interface driver v2.2 さらに以下のログを3回出力しています(adressの数字だけ違う)。 # usb 5-4: new high speed USB device using address 2 # usb 5-4: Product: CSZ35U2 # usb 5-4: Manufacturer: CENTURY Corporation そのあと、以下のようにUSB HDDをSCSI emulationで 読み込んでいます。 # Initializing USB Mass Storage driver... # scsi2 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices ・・・ # SCSI device sda: 312581808 512-byte hdwr sectors (160042 MB) # sda: assuming drive cache: write through # sda: sda1 その後、usbcore: registered new driver usbfsと出力しています。 SCSI HDDに関しては、boot.msgにログが書かれてありますが、 このusbcoreを読み込む前に、/hda /hdbをマウントしています。
起動シーケンス的には、localファイルシステム(/etc/fstabをみて)の マウントがあって、その後、usbまわりのドライバーなんかがロード されるような気がします。
その認識はあったのですが、USB関連のドライバのロード後に 再度/etc/fstabを見てマウントしてくれないものかと思って試して みたのですが、私が無知だったようです。
元々,デバイスが違うなら、/dev/sda(/dev/sda1), /dev/sdb(/dev/sdb1) みたいな感じになるよう気がします。
すみません、前回のメール間違っていました。/dev/sda1、/dev/sdb1 という感じになっていました。自宅外の場所で下書きを書いたため、 確認をしていなくてすみません。
・起動スクリプトを作成して起動シーケンスの最後の方に 実行してあげる。 #MS-windowsの世界でも、システム起動後のスクリプト実行みたいなもの
・automountの設定をしてあげればそれですむかも。
調べて試してみます。ありがとうございます! ------------------------------------------ 齊藤 貴義 Mail mail@mirai-city.org Web http://www.mirai-city.org ------------------------------------------
M. Takeyamaです。
On Wed, 12 Jan 2005 22:46:26 +0900
SAITO TAKAYOSHI
SCSI HDDに関しては、boot.msgにログが書かれてありますが、 このusbcoreを読み込む前に、/hda /hdbをマウントしています。 それだとシステム起動時に、/etc/fstab を読み込んで、 /dev/sda(/dev/sda1) /dev/sdb(/dev/sdb1) をマウントさせるのは無理なのでは。
ちょっとブートシーケンス(SUSE 9.1)を調べてみましたが、 S05boot.md(RAID関係の設定をしている(RAIDのデバイスの使用時有効)) の後ぐらいに usbcore などのドライバーがロードされていないとダメ なのではないでしょうか。 /etc/init.d/boot.d/S05boot.md /etc/init.d/boot.d/S06boot.localfs
起動シーケンス的には、localファイルシステム(/etc/fstabをみて)の マウントがあって、その後、usbまわりのドライバーなんかがロード されるような気がします。
その認識はあったのですが、USB関連のドライバのロード後に 再度/etc/fstabを見てマウントしてくれないものかと思って試して みたのですが、私が無知だったようです。
元々,デバイスが違うなら、/dev/sda(/dev/sda1), /dev/sdb(/dev/sdb1) みたいな感じになるよう気がします。
すみません、前回のメール間違っていました。/dev/sda1、/dev/sdb1 という感じになっていました。自宅外の場所で下書きを書いたため、 確認をしていなくてすみません。 いえいえ、メールの内容をイメージした場合おかしいと思ったので 切りわけをしたかったもので突っ込みを入れてみました。
・起動スクリプトを作成して起動シーケンスの最後の方に 実行してあげる。 #MS-windowsの世界でも、システム起動後のスクリプト実行みたいなもの
・automountの設定をしてあげればそれですむかも。
調べて試してみます。ありがとうございます! 内容的に(システム起動後) ”再度/etc/fstabを見てマウント” ということであれば、 #!/bin/sh mount -a みたいなスクリプト(バッチファイルみたいなもの)を書いて 起動シーケンスの一番最後に実行すればこと足りるような。
nfsのファイルシステムなどをマウントするときは、autofs関係 の設定ファイルに記述しておいてアクセスはあった時automounterが ファイルシステムをマウントして、一定時間アクセスがない場合に、 automounterが umount します。 #(mount, umountは自動的に実行されます) ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/
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