はとちゃん＠小江戸らぐです。 返信を松本さん個人宛に送ってしまいました。 ということで、質問メールの基本中の基本を忘れてしまい、 とっても失礼しました。パッケージでのバージョン等はどう 表現すべきか迷っていますが、分かる範囲内で書きます。 openSUSE 11.1 libkde4 4.3.1-165.1 koffice2 2.0.2-13.6 scim-anthy 1.2.4-88.132 えー元来Slackwareを常用しているのですが、この環境でも koffice2-2.0.2でscim-anthyやuim-anthyでも同じように kwordでは、確定前の文字は表示されない状態です。 kspreadsheetでは、確定後も表示されません。 OpenOffice.orgでは、どちらもちゃんと表示されます。 Satoru Matsumoto さんは書きました:

松本です。

はとちゃん さんは書きました:

...

はとちゃん＠小江戸らぐと申します。

ども、いらっしゃいませ。

...

koffice1.6系は、openoffice.orgとは違って軽快なオフィスソフトと して便利に使っております。ただopenoffice.orgとの連携があまり よくないので、koffice2.x系はかなり期待しています。

で、kofficeが2.0.2となり、英語版としては実業領域に入ったと思い ます。しかし、日本語入力(たぶんマルチバイト言語は共通)に難が あって、例えば、kwordではインラインで確定前の文字が表示されず、 kspreadsheetに至っては全然日本語表示されませんでした。

こちらは、先人の方々がkoffice1.x系でご苦労したところが、反映 されていないことが原因と思われますが、このご苦労したところなど のノウハウがありましたら、後に続く方々やkoffice本家にも アプローチできると思うのですが、どうでしょうか。

実は、kdeveloperにもメールさせていただきましたが、無反応だった ので、こちらにもメールしました。同じものを目にした方は、ごめん なさい。

えーっと。Twitter とか見てるから大まかな状況はなんとなく分かるんですが、 このポストにはお使いの環境についての記述がほとんどなく、回答しようと思う 者にいろいろと推測させなければいけなくなってしまっていますね。(^ ^;) 最 低限、openSUSE のバージョンとアーキテクチャー、koffice の入手元 (リポジ トリ)、IM は何を使っているのか & その入手元 (リポジトリ) …あたりを報告し ていただけませんか？

今仕事場で追試できる環境を手元に用意することはできないんですが、とりあえ ず先に上記の情報を出しておいてもらえませんでしょうか。

なお、Qt アプリへの日本語入力関係ではこれまでも何度か問題が起こってきて いまして、明確なサマリにまでは至っていないのですが、以下から始まる過去ロ グなども参照しておいていただけるといいかもしれません(ちょっと古い内容な のですが、確認してみるべきポイントのヒントは得られると思います…)。

http://lists.opensuse.org/opensuse-ja/2007-07/msg00012.html http://lists.opensuse.org/opensuse-ja/2007-10/msg00010.html -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org

はとちゃん＠小江戸らぐです。 返信ありがとうございます。 koffice2の問題かどうかは分からないけれども、scimの設定 如何では回避できるかもしれないということですね。 えー元来scim使いでないので、よく分かっていないのですが、 このOnTheSpotは環境変数の設定と言うことでしょうか。 export OnTheSpot=yes こんな感じかな。少し前にuimでもkofficeやOpenOffice.orgで この設定をしていたのですが、挙動がおかしくて抜いたら安定 したということがあり、それ以降設定していませんでした。 IMのアプリ間の共用については、力不足でちょっと分かりません。 Masaru Imai さんは書きました:

今井です。

未だにKDE3.5環境なので当てずっぽうですけども、

scimだと OnTheSpotだったり、IMをアプリ間で共用してたりすると

トラブる元の様です。

uimはuimで.....。

#Slot1以来のIntel系(AtomN330+IONプラットホーム) #で尚更泥沼にはまりつつあり....。

-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org

はとちゃん＠小江戸らぐです。 情報ありがとうございます。 さっそく、kde4.3.1でqtconfigを起動してみました。 default input methodがximになっていたので、 まずはscim-bridgeに変更して、これかなぁと期待しました。 それでモードは次のものが用意されていました。 ・on the spot ・ovet the spot ・off the spot ・root 結論ですが、いずれもkoffcie2.0.2の不具合は解消できませんでした。 やはりkoffice2.0.2の不具合は、インプットメソッドでカバーすると いうよりも、そこで解消する手だてを考えないといけないですね。 えー長くて複雑な迷路に迷い込んでしまった感があるのですが、 わくわくする自分がいたりするのは何故だろう...。 Masaru Imai さんは書きました:

今井です。

設定は全てscim(skim)の設定画面より行います。 scim(gtkバージョン)だと アプリ間のIMの共有 は設定出来ますが、OnTheSpotとOverTheSpotの 切り替えはありませんね.....。 qtconfigでもOnTheSpotとOverTheSpotの切り替え できます。

KDE 3.5.xベースでのお話なのでKDE 4.x環境でも 同様なのかは不明ですが。

#KDE 4.xベースの環境は一旦作ったけども、自分の好みに #合わず完全に放置状態.....。

-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org

はとちゃん＠小江戸らぐです。 えー保存終了はしたのですが、KDEの再起動はしませんでした。 それで、KDEを再起動していませんでした (^◇^;) 時間がなかったので、scim-bridge で on the spotだけ、再起動 して試しましたが、結果は同じでした。今日帰ってみて、他の モードを試してみます。 Masaru Imai さんは書きました:

今井です。

2009年9月30日13:20 はとちゃん :

...

はとちゃん＠小江戸らぐです。

...

それでモードは次のものが用意されていました。

・on the spot ・ovet the spot ・off the spot ・root

結論ですが、いずれもkoffcie2.0.2の不具合は解消できませんでした。 やはりkoffice2.0.2の不具合は、インプットメソッドでカバーすると いうよりも、そこで解消する手だてを考えないといけないですね。

一応念のため確認しておきたいのですが qtconfig動かして保存終了した後、 KDEを再起動し(一旦ログアウトしてログインしなおし)てもダメだったという 事でしょうか?

まあKDE 3.5.xでもアプリケーションにより、 入力フィールドの実装次第で日本語入力の挙動が変わってましたので、 同じような事がKDE4.x(koffice 2.x)でも起きてるって事なのかな....。 ソースとかちっとも見てないのでアレですが。

-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org

はとちゃん＠小江戸らぐです。 こちらでも、お教えいただいた回避方法を確認できました。 確かにそうすれば使えるけど、常用するには辛いですねぇ。 kwordでは確定前の文字がインラインで表示されないのですが、 この方法だとkspreadsheetでは表示されますね。 Bugzillaへの投稿は、これから頑張ってみます。 Satoru Matsumoto さんは書きました:

松本です。

ようやくちょっとだけ試してみる時間が取れたので、検証してみました。

はとちゃん さんは書きました:

...

kspreadsheetでは、確定後も表示されません。

これについてだけしか見てないんですが、結論から言うと「入力できないことも ない」ということになりました。…ただし、とても実用にはなりそうもありませ んが…。

入力のしかたは至って単純で、入力したいセルをダブルクリックしてセル内に文 字入力プロンプトを出してから入力する…というものです。一応これで、日本語 入力できると思います。

手元の環境では qtconfig からの On the spot/Over the spot 設定の違い、 QT_IM_MODULE が scim-bridge か scim かを問わず、入力できるようです。

でもまあ、これでは仕事とかには使えないのは確かなので、直せるものなら直し てしまいたいバグですね。Bugzilla に上げといてもらえないでしょうか？

-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org