今井です。 水曜日 13 10月 2004 17:14、koyama さんは書きました:

変な質問になってしまってすみません。 以前Vineを使っていたもので、こんなに頻繁にパッケージ更新される のに慣れていなかった事もあって、 9.1自体にFixしようのないバグでもあるのかとつい、心配になったのです。

Vineの場合はパッケージ本体はあまりバージョンアップしないですからね。 SUSELINUX自体はその時その時で最新のスナップショットをリリースして ると考えた方がいいです。常に最新の環境が欲しい人向けという事で。 (Mikeさん来日記念セミナーでもだいたいそういう事言ってたと思ったけど) 最新よりは安定を求める人には値段がちょっと高いけどSLESを。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

From: koyama 変な質問になってしまってすみません。 以前Vineを使っていたもので、こんなに頻繁にパッケージ更新される のに慣れていなかった事もあって、 9.1自体にFixしようのないバグでもあるのかとつい、心配になったのです。

いいえ、OSS community の動きがそれだけ早いのです。出す方は大変ですけど、 半年に一回くらい出さないと、あっという間にいろいろなものが古すぎて動か ない、ということになってしまいます。SLES 系列は 一年に一回のペースです が、一年に一回だと、次がでる頃にはかなりのパッケージが、古い印象が拭え なくて大変です(^-^;; bug fix だけならいいんですが、かなりのパッケージが bug fix とともに 仕様変更をともなう feature addition をしてくるのが現実です。その中から bug fix 部分だけを抽出して、過去ソースに apply して 過去 package を メンテするのはおそろしく大変です。とても無料でやれるような労力ではないと 思います。 作ってる側からすると、安定と進歩は両立しなくて本当に大変なんですよね。 使ってる側からすると、もちろん、安定していてしかも早く進歩していて、かつ 無料なのがあたりまえなんでしょうが、それはとても大変なことなのです。 -- hiura@{freestandards.org,OpenI18N.org,li18nux.org,unicode.org,sun.com} Chair, OpenI18N.org/The Free Standards Group http://www.OpenI18N.org Architect/Sr. Staff Engineer, Sun Microsystems, Inc, USA eFAX: 207-433-8964

At Wed, 13 Oct 2004 18:30:46 +0900, koyama wrote:

Hiura さん、ご返答ありがとうございます

...

bug fix だけならいいんですが、かなりのパッケージが bug fix とともに 仕様変更をともなう feature addition をしてくるのが現実です。その中から

す、すごいですね。バグフィクス + 仕様変更ですか...

以前は、SUSE も年３回リリースだったりします :) 最近は年２回に収束しましたが。

...

作ってる側からすると、安定と進歩は両立しなくて本当に大変なんですよね。 使ってる側からすると、もちろん、安定していてしかも早く進歩していて、かつ 無料なのがあたりまえなんでしょうが、それはとても大変なことなのです。

進歩に越したことはないですが、安定してから、ゆっくり進歩では遅すぎる のでしょうか？

モノによると思います。 ライブラリなどは、先に安定性を求める場合が多いですが、アプリケーション はほとんど開発先行ですね。 カーネルに関しては、基本的には安定指向ですが、最新の機能も求められるの が常です。以前 2.4 カーネルなどでは、安定版＋最新機能を追求した結果、 パッチだけで百万行以上になったりしています。 で、これではマズイという訳で、最近ではなるべく main stream と sync し よう、という動きになっています。 -- Takashi Iwai ALSA Developer - www.alsa-project.org

At Wed, 13 Oct 2004 22:22:19 +0900, Masaru Imai wrote:

今井です。

水曜日 13 10月 2004 21:51、Takashi Iwai さんは書きました:

...

以前は、SUSE も年３回リリースだったりします :) 最近は年２回に収束しましたが。

Gentooとかは年4回ですね。 あそこの場合は本当にスナップショットって感じですけど。

確かに。Gentoo みたいなシステムだと、「年中無休常にアップデート」とい う感じですからね。 -- Takashi Iwai ALSA Developer - www.alsa-project.org

Naono さん、ご返答ありがとうございます

こちらにレスします。 勘違いなさってるようなので atokとiiimfは別です。

そうなのですか。すみません。勘違いして理解していました。

その後、ご本人様より、OOoのバグとの訂正がありました。 Turblinuxが作ったのは、OOoのバグだけど、OOoには手を入れられないので iiimfで対処するパッケージですね。

それでは、OpenOfficeのバグFIXを待つ事にします。 いろいろ、お手数をおかけして、すみません。

Daisuke@パッチを書いた人:) です #呼ばれた？（違 Takashi Iwai wrote:

At Wed, 13 Oct 2004 11:59:37 +0900, koyama wrote:

...

**** Atokの入力について ******

KDEコンポーネントを利用し、Atokの変換候補窓を利用した場合、 変換した文字自体も、消えてなくなってしまいます。

qt のバグですね。 kde.gr.jp にパッチがあるので、それを当てると直るようです。

Qtのバグはバグなのでしょうが、ATOKXの変換候補ウィンドウが フォーカスを持って行ってくれる為に発生する現象です。 #over-the-spotで使用する場合 パッチをTrolltechに投げたら、別の不具合がでるのでダメだと言われました...

qt-im パッチを当てても（何故か）直るようです。 ですので、SL 9.2 だと大丈夫なはず。

immodule-qtのパッチでは、on-the-spotが"まとも"に 動作するようになるので、（over-the-spotを使う必要が無いので） 結果として解決しているのだと思います。 over-the-spotでは同じ現象が発生していたような気がします。 -- Daisuke Kameda

Takashi Iwai wrote:

...

Qtのバグはバグなのでしょうが、ATOKXの変換候補ウィンドウが フォーカスを持って行ってくれる為に発生する現象です。 #over-the-spotで使用する場合

パッチをTrolltechに投げたら、別の不具合がでるのでダメだと言われました...

別の不具合って何なんでしょう？ パッチの動作の方が正しいように見えるのですが。

qt-x11-free-3.1.2-xim-toUseAtokx-20030313.diff とかですよね？＜パッチ 詳しいことは忘れましたが、focus のクリア が正しく動作しなくなるらしいです。 -- Daisuke Kameda